1日19時現在のビットコインの価格は5,061,603円、前日同時刻比で+4.36%の上昇となっている。
ビットコインは2月始めから上昇トレンドを形成し、現在の最高値のラインである黄緑ライン(614万円)まで上昇した後反発した。
黄緑ラインで反発したビットコインは短期で形成していたトレンドラインを割ると大幅下落を開始する。3日間の間で一時茶色ライン(470万円)まで価格が下がる大幅下落となった。
茶色ラインで反発したビットコインは再び高値目指し上昇するも、上昇ウェッジ上限がレジスタンスラインとして機能し、高値を更新することに失敗する。
その後は紫ライン(460万円)でまで下落したものの同ラインで下落を止めることに成功。現在は紫ラインと赤ライン(515万円)の間での価格推移が続いている。
(参考 TradingViewのBTCJPYチャート 1時間足)
ここまでの値動きで解説した通り、ビットコインは紫ラインで下落した後反発することに成功している。現在は赤ライン(515万円)と紫ライン(460万円)との間での価格推移が続いており、今後その2つのラインが重要ラインとなりそうだ。
・上昇のシナリオ
上昇のシナリオとしては赤ラインに注目だ。
直近のレジスタンスラインとして機能している赤ラインを突破することができれば再度高値更新を目指して上昇すると考える。
しかし、2月9日から機能している上昇ウェッジの上限は25日の上昇を止めていることから、レジスタンスラインとして機能する可能性は十分あると考えるため、最高値付近までの上昇は難しいだろう。
・下落のシナリオ
下落のシナリオとしては紫ラインに注目だ。
紫ラインは直近のサポートラインとして機能しており、安値を支えているラインある。
同ラインを割るとその下の価格帯はTesla社がビットコインを購入した際に大幅上昇した価格帯であり、明確なサポートラインが存在しないため、Tesla社がビットコイン購入する前の安値ラインである水色ライン(392万円)付近まで一気に下落する可能性がある。
(ここに記載された見解は著者のものであり、必ずしもコインパートナーの見解を反映するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります。)
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著者: CoinPartner 編集部 Ichijo