かねてより金への支持とビットコインへの厳しい発言を残しているPeter Schiff氏が、新たにビットコインについて言及した。

同氏は10万ドルへの可能性を認めつつも、長い目で見たときには価値がゼロに向かうと考えている。

ビットコインが0になる可能性は排除されていない

金支持者でビットコイン否定派のPeter Schiff氏は、ビットコインへの分析と見解をTwitterで公開した。同氏はビットコインが10万ドルにまで上昇する可能性があると述べつつも、価格が0まで下がる可能性を捨てていないようだ。

ビットコインが5万ドルに達した今、私は10万ドルまでの上昇は否定できないと認めざるを得ない。ただし、0への動きも否定できない。10万ドルまでの一時的な移動は可能だが、0ドルまでの恒久的な移動は避けられない。ギャンブルをしたくないなら、金を買うべきだ。

Peter Schiff氏は金の強烈な支持者として知られているが、ビットコインは単なるバブルに過ぎないという論理を続けて展開している。ビットコインは最近目覚ましい上昇推移を維持しているが、Schiff氏はその不安定さを危惧した。

金融資産は、基礎となる現在の価値や将来の価値に対する合理的な期待値と関係はない。かつ、価格上昇に対する投資家の確信が高く、損失の恐れが低い場合はバブル状態にある。5万ドルのビットコインはその中でも最大のバブルだ。

Peter Schiff氏は20204月にもビットコインを『投機』と表現しており、ビットコインを安全とは考えていない見解を示している。同氏は自身の金に対する一貫した強い姿勢を取っている。

(中略)ビットコインを買うことができるのは投機家だけであり、ビットコインが安全な避難所になることは決してない。

ビットコインへ否定的な発言が続くPeter Schiff氏だが、彼の見解も大きな参考として胸に留めておく必要はあるだろう。今後も同氏の発言には注目を集めていきたい。

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この記事は、ZyCryptoの「Die-hard Bitcoin critic says the possibility of price crashing to $0 hasn’t been ruled out」を参考にして作成されています。