ナスダック上場の世界的大手企業が、新たに仮想通貨ビットコイン(BTC)の大量購入に踏み切った。

ビットコインマイニング大手として知られるMarathon Patent Groupが、1億5,000万ドル相当のビットコインを購入したことを発表した。

ナスダック上場企業Marathon Patent Group、「1億5,000万ドル相当」のビットコイン(BTC)購入を発表

ナスダック上場企業が、新たにビットコイン市場への参入を公表。

ビットコインマイニング大手のMarathon Patent Groupが、1億5,000万ドル相当のビットコインを購入した。

同社のプレスリリースによると、「Marathon Patent Groupは合計15,000万ドル相当のビットコインを、『1BTC=31,000ドル強』で購入した」という。

Marathon Patent Groupの会長兼CEO(最高経営責任者)を務めるMerrick Okamoto氏は、今回のビットコイン大量購入について、以下のようにコメントしている。

1億5,000万ドル相当のビットコインを購入することで、新たな資産クラスへのエクスポージャーを求めている個人や機関にとって…、信頼に値するMarathon Patent Groupを構築していくためのプロセスを加速させようとしています。」

(中略)また、MicroStrategyのような他の先進的な企業と同様に、ビットコインで財務準備金の一部を保有することは、米ドルを保有するよりも優れた長期戦略になると信じています。」

加えてMerrick Okamoto氏は、「2022会計年度の第1四半期までに完全に配備されると予想される“103,060人”規模のマイナー」の存在にも言及しつつ、以下のように語った。

「現在のビットコインネットワークの難易度に基づいて今日稼働しているマイナー数を考慮すると、1日あたり『約55BTC〜約60BTC』が生産されていることになります。その一方で、手元の現金を活用してビットコインに投資することで、純粋な投資になるかもしれないという“可能性”を、我々は“現実”に変えました。」

機関投資家によるビットコイン市場参入の先駆者MicroStratagyのCEOも注目!勢い止まらぬ仮想通貨業界

今回のMarathon Patent Groupによるビットコイン大量購入には、MicroStratagyCEOを務めるMichael Saylor氏も注目している。

Michael Saylor氏は、自身のTwitterにて約35.9万人ものフォロワーに向けて、「Marathon Patent Groupが4,812.66 BTCを購入した」ことを上記のように報告。

CoinMarketCapによると、現在MicroStrategyは、『22億5,000万ドル』以上に相当する『約70,784BTC』を所有しているといい、これはナスダック上場企業の中では最大規模の保有量に当たるだと考えられている。

2020年、MicroStratagyや約1億4,800万ドルに相当する『4,709BTC』を購入したSquare、米保険会社Massachusetts Mutual社などの動きによって、より一層顕著となった機関投資家および各世界的大手企業によるビットコイン市場参入の動き。

先日行われたインタビューにて、Michael Saylor氏は、「数千人規模の経営幹部がビットコイン購入を検討している」ことも明かしており、2021年以降もビットコイン市場参入の勢いは加速していきそうだ。

今後も引き続き、あらゆる業界から各企業の動向に注目が集まっていく。

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この記事は、dailyhodl.comの「Bitcoin: Publicly-Traded Firm Buys $150,000,000 in Bitcoin, Says Holding BTC Superior to Holding US Dollar.」を参考にして作成されています。