MicroStrategyが、新たに「1,000万ドル」に相当する「約314BTC」のビットコイン(BTC)を追加購入した。

今回の購入によって同社のビットコイン保有量は「70,784BTC」となり、市場での存在感は日に日に強まっている。

MicroStrategyが「1,000万ドル」相当のビットコイン(BTC)を追加購入、総保有量は「70,784BTC」に

MicroStrategyが、「約314BTC」もの仮想通貨ビットコインを追加購入したことを発表した。

今回のビットコイン購入は「1BTC=31,808ドル」で行われており、314BTCは当時の価格でおよそ「1,000万ドル(=約10.4億円相当)」に値する。

これでMicroStrategyのビットコイン総保有量は、ついに「70,784BTC」となった。

再び行われた大規模なビットコイン追加購入について、MicroStrategyは公式ウェブサイトにて詳細を掲載した。

また、同社CEO(最高経営責任者)Michael Saylor氏も今回のビットコイン追加購入を、以下のように自身のTwitterにて報告し、この報告は瞬く間に広く拡散されていった。

機関投資家によるビットコイン市場参入の先駆者のひとつ、“MicroStrategy”のこれまでを振り返る

2020年のビットコイン価格が10,000ドル(=約103.8万円)前後で推移していた当時、MicroStrategyのCEOを務めるMichael Saylor氏はビットコインへの関心を示し始めた。

その後、同氏はCoinbaseの機関投資家の支援を受けて、同年8月に約2億5,000万ドル相当のビットコインを購入することを決意。

そして翌月9月には、追加で1億7,500万ドル相当のビットコイン購入を決定し、仮想通貨業界から大きな注目を集めた。

それ以降も勢いを加速させ、複数回にわたってビットコイン購入を続けたMicroStrategyは、同年12月までにおよそ10億ドル相当ものビットコインを保有することとなった。

一方で、同社CEOのMichael Saylor氏も仮想通貨業界における地位を着々と確立しつつある。

Michael Saylor氏は、個人としても大量のビットコインを保有し、業界屈指のビットコイン推進派として知られている。

昨年9月、同氏は『ビットコイン』を『“知恵”という“女神”に仕えるサイバー空間の“スズメバチの群れ”』に例えたことで仮想通貨業界からも大きな注目を集める。

その後はポッドキャストやテレビインタビューなどのさまざまなメディアに出演し、ビットコインに関するメリットを積極的に発信するなど、今では仮想通貨市場に対して多大な影響力を有する人物となった。

2020年における、「機関投資家によるビットコイン市場参入」の流れを創り出すことに貢献した人物のひとりとも広く認識されており、昨今のMichael Saylor氏の動向にはあらゆる業界から注目が集まっている。

今回のビットコイン追加購入も、過去数日間においてやや低迷気味にあるビットコイン市場に好影響をおよぼすのだろうか——今後も引き続き。慎重な姿勢で仮想通貨市場全体の動きを見守っていきたい。

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この記事は、cryptobriefing.comの「Business; MicroStrategy Buys Bitcoin Dip, Now Holds 70,784 BTC.」を参考にして作成されています。