業界最大の仮想通貨ヘッジファンドGrayscaleは、現在流通しているビットコインの3%を保有している。

その数は16,244 BTCに達しているが、今後もビットコインを集め続けることを同社ファウンダーは示唆している。

Grayscaleが16244BTCを追加購入

Grayscale Investmentsが、1月18日に16,244 BTCを追加購入したことが同社ファウンダーのツイートにより判明した。

これによって同社が保有するビットコインの数は632,000 BTCとなり、現在市場に流通しているビットコインの約3%を保有していることになる。

Capriole InvestmentsのファウンダーであるCharles Edwards氏は、このビットコイン大量購入についてツイッターでコメントした。

Grayscaleはすでに流通するビットコインの3%を保有しています。

保有量は月に10%程度増加しています。

このペースでいくと、2021年には全ビットコインの10%を保有することになるかもしれません。

ビットコインの中央集権化は、取引所からウォールストリートへと移行しています。違いは、これは一方通行のモデルです。

この発言においてCharles Edwards氏は、Grayscaleの仮想通貨保有量が毎月約10%増加していることを指摘し、さらに2021年中に流通しているすべてのビットコインのうち10%を保有する計画があることを示唆している。

Grayscaleが拡大を続けるなかで、JPMorganのストラテジストらは、Grayscaleへの機関投資家の資金流入がビットコイン価格の上昇を後押ししているとの見解を示している。

近日中にビットコインが40,000ドルを超えない場合は価格下落となる可能性があることを指摘した上で、Grayscaleによる資金流入が価格維持あるいは上昇への追い風となる可能性について彼らは指摘している。

ブレイクアウトが起こるためには、Grayscale Investmentsへの流入ペースが今後数日から数週間にわたって毎日1億ドルを維持する必要がある。

Grayscaleはどこまで成長していくのか、ビットコインの価格動向と重ねながら動向を追っていこう。

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この記事はU TODAYの「Grayscale Now Owns 3% of All Bitcoin in Circulation, Adding 60,000 BTC Over Past Month」を参考にして作られています。