ビリオネアベンチャーキャピタリストとして広く知られるChamathPalihapitiya氏が、今後の仮想通貨ビットコイン(BTC)価格の動きについて、超強気な見解を示した。

ChamathPalihapitiya氏によると、ビットコイン価格は「200,000ドル」に向かって高騰していくといい、さらなる価格上昇に期待感をあらわにする。

「ビットコイン(BTC)価格は"200,000ドル"へと高騰」業界著名CEOが超強気な予測を公表

先日行われたインタビューにて、Social Capital社の創設者兼現CEO(最高経営責任者)であるChamathPalihapitiya氏が、仮想通貨ビットコインの価格について、超強気な見解を示した。

ここ数日間のビットコイン価格高騰は驚異的なもので、一時Twitterにて「ビットコイン」・「BTC」がトレンド入りするなど、その注目度はより一層大きくなりつつある。

そんなビットコインの中長期的な価格目標について、ChamathPalihapitiya氏は以下のように説明した。

「ビットコインはどこまでいくでしょうか?おそらく、まずは『100,000ドル(=約1,040万円)』、次に『150,000ドル(=約1,560万円)』、さらには『200,000ドル(=約2,080万円)』まで高騰を続けるでしょう。」

また、ChamathPalihapitiya氏は、自身のビットコイン価格に関する強気な予測の根拠について、以下のようにコメントした。

政治的および経済的に不安定な社会にある今日、人々からのビットコインへの関心はきわめて大きいように思えます。多くの人々は、ビットコインが不安定な社会に対して有益な価値をもたらすことができるということを認識しつつあります。」

2020年終わり頃から2021年始にかけて歴史的な高騰を記録したビットコイン価格は、先日ついに大台「40,000ドル(=約415.3万円)」に到達した。

この1年間でビットコイン価格が“5倍”にまでのぼり詰めたという事実にかんがみると、ChamathPalihapitiya氏による強気予測は十分に現実的であるともいえるだろう。

「"ビットコイン"は"希少資産"」経済の不確実性が背景、需要拡大を

そして、ビットコイン価格が「200,000ドル」に到達する時期について問われたChamathPalihapitiya氏は、以下のように語った。

「この(200,000ドルに到達するという)予測のタイミングは不明ですが、マクロ経済とほとんど相関のない“希少資産”としてのビットコインの特性は、経済の不確実性が高まる昨今、価格上昇を後押しされる可能性が高いです。」

「実際のところ、5-10年はかかるかもしれませんが、そのとき(=200,000ドル到達の時期)は確実に訪れます。(中略)わたしたちのリーダーは以前ほど信頼できないため…、万が一の場合に備えて、政治および経済とは無相関の手段へのアクセスを可能にしておく必要が、本当にあります。」

新型コロナウイルスの世界的感染拡大にともない、各国各地域で経済状況が不安定な状態にある昨今、ChamathPalihapitiya氏が主張するようにビットコインの需要はますます高まっていく可能性が高い。

そうなった場合、「ビットコイン価格200,000ドル突破」という予測は、十分に現実になり得るだろう。

2021年、ビットコインをふくむ仮想通貨市場はどのようなパフォーマンスを披露してくれるのか――その躍進に、引き続き期待は高まる一方である。

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この記事は、dailyhodl.comの「Billionaire Chamath Palihapitiya Says Bitcoin Will Surpass “$200,000”.」を参考にして作成されています。