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本日、リップル(Ripple)社のCEO(最高経営責任者)であるBrad Garlinghouse氏は、米証券取引委員会(SEC)による同社提訴について再び言及した。
Brad Garlinghouse氏は、自身が従業員らに共有したメッセージを公開し、引き続きSECと闘う姿勢を強調した。
Ripple has spent 8 years working tirelessly to build an incredible company transforming global payments. Our mission doesn’t stop! Here’s what I sent to employees yesterday + our lawyers’ reaction to today’s SEC filing. https://t.co/wGHW4hCW2T
— Brad Garlinghouse (@bgarlinghouse) December 23, 2020
本日、リップル社のCEOを務めるBrad Garlinghouse氏は、米証券取引委員会との訴訟問題について再び言及した。
Brad Garlinghouse氏は、今回の動きについて「信じられないほど苛立たしい。」との胸中を明かした上で、引き続きSECと闘う意欲を強調した。
同氏は、リップル社の従業員に対して「心配しないでほしい」との旨のメッセージを共有したことを報告した上で、「長い民事訴訟のはじまりに過ぎない」など、以下のようにコメントした。
「わたしが望まないのはあなたたちが心配してしまうことです。わたしたちはこれを乗り越え、法廷で真相を証明します。リップル社には驚異的な法務チームがあります。(中略)ただし、法制度はいまだ遅く、これは長い民事訴訟のはじまりにすぎないということを知っておいてください。」
また、今回の訴訟事案は、現CEOのBrad Garlinghouse氏のみならず、元CEOのChris Larsenを巻き込んでいる点にも注目が集まっている。
Brad Garlinghouse氏の報告によると、これまで両氏は別々で当該事案を解決するオプションを視野に入れていたが、ともに戦うことを選択したという。
「Chrisとわたしは、正しいことだと確信しています。わたしたちは積極的に戦い、私たちの主張を行います。」
(Source: https://www.tradingview.com/)
リップル社とSECによる訴訟問題は、はやくもXRP市場に大きな影響を及ぼしている。
UTCの05:30頃、XRP価格は一時「35%以上もの下落」に相当する「0.33ドル(=約34.13円相当)」にまで大暴落を記録した。
さらに、オンチェーンデータ分析を行うSantimentが報告したデータによると、XRP市場における「クジラ」のアドレス数は、SECによる提訴報道以降急激に減少しているという。
😬 The number of small $XRP addresses being created have not skipped a beat since yesterday's #Ripple lawsuit announcement. However, the number of larger tier addresses are shrinking, with 18 less addresses with 10M+ tokens ($490k+) since the news broke. https://t.co/iEOjqO7oKT pic.twitter.com/oySoVaYoZi
— Santiment (@santimentfeed) December 23, 2020
Coinmarketcapによれば、仮想通貨の時価総額ランキングも、これまで第3位であったXRPがTether (USDT)に抜かれ、執筆現在時点(12月23日17時半現在)で第4位に後退している。
(Source: https://coinmarketcap.com/ja/)
ビットコイン(BTC)価格の過去最高値更新、長らく低迷が続いたXRP価格の大幅上昇など、仮想通貨市場全体が大きな盛り上がりをみせた2020年だが、――最後の最後まで目が離せない展開が続いていきそうだ。
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この記事は、u.todayの「Ripple CEO Tells Employees Not to Worry as XRP Collapses 35 Percent.」を参考にして作成されています。
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 kenta