「仮想通貨元年」と称される2017年から3年の月日を経て――ついに今年2020年は、過去最高値をたびたび更新するなど、ビットコイン(BTC)が再び大きな注目を集める年となった。

そんな中、ある著名仮想通貨アナリストがリップル(XRP)・イーサリアム(ETH)など主要通貨における来年以降の展望について自身の見解を語り、「2021年はアルトコイン市場にとって強気な年になる。」と主張した。

 リップル(XRP)・イーサリアム(ETH)ともに価格上昇へ、2021年にかかる期待は大きく

2020年、世界各国の機関投資家によす市場参入を背景に、過去最高値を更新し続けたビットコインだが、そうなると来年以降次に注目を集めるのが、リップル(XRP)・イーサリアム(ETH)などのアルトコイン市場だろう。

2021年以降のアルトコイン市場の動向について、人気仮想通貨アナリスト「MichaëlvandePoppe」氏(@CryptoMichNL)は、アルトコイン市場の大規模な“ブルラン”を予測する。

Twitterにて約8.9万人ものフォロワーを誇るMichaëlvandePoppe氏は、以下のように主張した。

2021年、イーサリアム(ETH)やその他のアルトコイン市場に、非常に強気な傾向が巻き起こるでしょう。(中略)ビットコイン価格がまだ23,000ドル(約237.6万円)付近にある間、わたしは今のうちからより多くの資金をアルトコインに割り当てています。」

また、MichaëlvandePoppe 氏は、『イーサリアム(ETH)価格が490ドル多くの仮想通貨投資家たちが、ポートフォリオの一部をビットコインからアルトコインへと移し始める可能性がある』ことを示唆した上で、イーサリアム(ETH)の価格変動について、以下のような予測を明かす。

「ビットコインは過去最高値を上回りましたが、イーサリアム(ETH)はまだ過去最高値から約50%下がっています。(中略)イーサリアム(ETH)は今年中に蓄積範囲を超えており、その蓄積範囲が300ドル付近で実際にサポートへと反転していることがわかります。これは、継続的なシグナルで、長期的な強気の兆候にある可能性が高いです。」

リップル(XRP)もさらなる上昇基調へ、最初の勝負は「3月-4月」とも

さらに、MichaëlvandePoppe 氏は、2021年以降のリップル(XRP)価格の上昇にも期待を寄せる。

同氏は、「明確なレジスタンスレベルは0.69ドル(約71.29円)前後に位置する」と述べた上で、次の大きな動きは「3月- 4月に訪れるでしょう。」と予想した。

2020年のビットコイン市場の動きを受けて、2021年以降はより一層幅広い業界から仮想通貨市場が大きな注目を浴びる可能性が高い。

イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)などの主要通貨を筆頭に、アルトコイン市場は上昇基調へとのっていけるのか。

ここから年末、そして来年以降へと、引き続き世界中から仮想通貨市場全体に注目が集まっていく。

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この記事は、dailyhodl.comの「Crypto Analyst Michaël Van De Poppe Preparing for Major Altcoin Bull Run, Tracks Path Ahead for Ethereum and XRP.」を参考にして作成されています。