ビットコイン(BTC)市場における大口投資家――いわゆる「クジラ」の数が再び過去最高値を記録した。
本日に入り、18,000ドル(約187.8万円)を割り込んでいるビットコイン(BTC)だが、「クジラ」の増加を追い風に再び上昇基調にのっていけるか。
The number of #Bitcoin whales (entities holding at least 1,000 $BTC) has reached a new ATH after more than 4 years.
— glassnode (@glassnode) November 25, 2020
An entity is a cluster of network addresses controlled by the same individual/institution.
Chart: https://t.co/rK7rYG55SY pic.twitter.com/kZbFEJR734
市場分析サイトGlassnodeは、ビットコイン(BTC)市場における「クジラ」の数が、再び過去最高値を更新したことを報告した。
ここでGlassnodeが指す「クジラ」とは、「1,000BTC以上」のビットコインを保有する者のことを指しており、日本円で約18.58億円以上に相当する。
「クジラ」の動きは、その後のビットコイン(BTC)市場のトレンドを決定づける上で非常に重要な役割を有する。
🐳📈 The amount of #Bitcoin whales with at least 10,000 coins (currently $185M or more) has ballooned to 114 the past couple days as prices soared above $18k. Additionally, the amount of holders with at least 1,000 $BTC ($18.5M) has hit an ATH of 2,449! https://t.co/3QoHaq4MAn pic.twitter.com/7cOaU5o3QF
— Santiment (@santimentfeed) November 20, 2020
また、今週初めに公開された仮想通貨分析を行うSantimentのレポートによると、「10,000BTC以上」のビットコインを保有しているウォレットの数も年間最高を記録していた。
Glassnodeによる報告を受けて、米仮想通貨メディアdecrypt.coは、「クジラ」数の変化について以下のように報じた。
「ビットコイン(BTC)市場における「クジラ」の数は、過去最高値を記録しました。クジラが行う取引は市場全体に多大な影響を及ぼし、価格を大きく上下させる可能性が高いです。現在に最も近いほど高い水準でクジラがたくさん存在していたのは、“バブル期”とも称される2017年頃の約1年前にあたる『2016年6月』でした。」
一般的に、「クジラ」数の増加傾向は、ビットコイン(BTC)価格にも好影響を及ぼす可能性が高いと考えられてきた。
そして今日、ビットコイン(BTC)価格が史上最高値に到達した2017年前に匹敵するほどの「クジラ」の数を記録しているため、2020年末から2021年にかけてのさらなる“ブルラン開始”に期待はますます高まる。
執筆現在(11月26日14時半現在)、ビットコイン(BTC)価格は前日比でやや値を下げ17,800ドル(約185.7万円)台を推移する。
ビットコイン(BTC)はここから再び大幅な上昇へと向かい、2017年バブルと同様、もしくはそれ以上のパフォーマンスをみせてくれるのか。
今後のビットコイン(BTC)を含む仮想通貨市場の動きに注目が集まっていく。
\無料アプリを使って/
この記事は、decrypt.co/の「Number of Bitcoin Whales Hits All-time High.」を参考にして作成されています。
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 kenta