ビットコイン(BTC)市場における大口投資家――いわゆる「クジラ」の数が再び過去最高値を記録した。

本日に入り、18,000ドル(約187.8万円)を割り込んでいるビットコイン(BTC)だが、「クジラ」の増加を追い風に再び上昇基調にのっていけるか。

 ビットコイン(BTC)市場「クジラ」が2017年バブル期前と同水準に、価格大幅上昇なるか

市場分析サイトGlassnodeは、ビットコイン(BTC)市場における「クジラ」の数が、再び過去最高値を更新したことを報告した。

ここでGlassnodeが指す「クジラ」とは、「1,000BTC以上」のビットコインを保有する者のことを指しており、日本円で約18.58億円以上に相当する。

「クジラ」の動きは、その後のビットコイン(BTC)市場のトレンドを決定づける上で非常に重要な役割を有する。

また、今週初めに公開された仮想通貨分析を行うSantimentのレポートによると、「10,000BTC以上」のビットコインを保有しているウォレットの数も年間最高を記録していた。

Glassnodeによる報告を受けて、米仮想通貨メディアdecrypt.coは、「クジラ」数の変化について以下のように報じた。

「ビットコイン(BTC)市場における「クジラ」の数は、過去最高値を記録しました。クジラが行う取引は市場全体に多大な影響を及ぼし、価格を大きく上下させる可能性が高いです。現在に最も近いほど高い水準でクジラがたくさん存在していたのは、“バブル期”とも称される2017年頃の約1年前にあたる『2016年6月』でした。」

一般的に、「クジラ」数の増加傾向は、ビットコイン(BTC)価格にも好影響を及ぼす可能性が高いと考えられてきた。

そして今日、ビットコイン(BTC)価格が史上最高値に到達した2017年前に匹敵するほどの「クジラ」の数を記録しているため、2020年末から2021年にかけてのさらなる“ブルラン開始”に期待はますます高まる。

執筆現在(112614時半現在)、ビットコイン(BTC)価格は前日比でやや値を下げ17,800ドル(約185.7万円)台を推移する。

ビットコイン(BTC)はここから再び大幅な上昇へと向かい、2017年バブルと同様、もしくはそれ以上のパフォーマンスをみせてくれるのか。

今後のビットコイン(BTC)を含む仮想通貨市場の動きに注目が集まっていく。

\無料アプリを使って/

暗号資産(仮想通貨)のニュースを逃さずチェック

この記事は、decrypt.co/の「Number of Bitcoin Whales Hits All-time High.」を参考にして作成されています。