​仮想通貨イーサリアム、三尊成立で上昇チャネルを下に抜ける

​暗号資産(仮想通貨)イーサリアム価格は、12月​27日16時で127.4ドル(14,122円)だった。昨日同時刻の価格ドル132.9(14,732円)と比べ4.1%の下落となった。​​

27日14時ころには127ドル(14,078円)を大きく下回り一時122.66ドル(13,594円)​の安値を付けた。この122.66ドルは12月21日の高値と完全に一致している。

しかしその後は長いひげを付けての反発となり、イーサリアムの価格は現在127ドル付近をマークしている。

(出典:Trading View)

昨日の記事では左側の大きな三尊からの下落を予想していたが、結果的にイーサリアムの価格は紫の上昇チャネル下端できれいに反発された。

しかしその後再度小さな三尊(黒色の3つの山)を形成して、上昇チャネルから抜け出した。現在は127ドル(14,078​円)​のサポートラインで反発したものの、イーサリアムはチャネルの外で価格が推移している。

127ドルの価格帯(オレンジのライン)を割れば大きな下落が起きると考えていたが、反発が強かったためこのサポートラインはかなり強力だ。

かといってイーサリアムの価格上昇する可能性が高いわけではない。上がるとすればまずはチャネル内に入ってくるほどの上昇であろう。

確率的には反発する可能性のほうがやや高いが、もし127ドルを明確に割る動きがあれば次は暴落も起こりうる。明確に割ったかどうかの判断は122.66ドルの価格帯(黒のライン)が一つの指標となる。

ここ最近暗号資産(仮想通貨)の値動きを先導していたイーサリアムが暴落すれば、連動して落ちてくる通貨もでてくるであろう。