「暗号資産(仮想通貨)を注文したいけど、注文方法が分からない!」

そんなふうに思ってはいませんか?

いくつか種類のある注文方法を理解し使いこなせるようになりたいですよね!

この記事では、基本的な成行注文と指値注文の方法について実際の取引画面を使い解説しています。また、2つの注文方法の使い分け方もまとめています。

今回の記事が、効果的なトレードに役立てば幸いです!


仮想通貨現物取引の2つの注文方法


成行注文(今の値段で買いたい/売りたい)

成行注文とは、自ら値段の設定はせずに、その時の暗号資産(仮想通貨)の価格で注文を行う方法になります。

そのため、取引時に指定することは暗号資産(仮想通貨)を買いたいもしくは売りたい数量だけを指定して注文を出します。

メリット

成行注文を行う上での最も大きなメリットは、どうしても買いたい/売りたいとなったタイミングで注文を出せば確実に約定できるということです。

そのため、成行注文は突発的に買っておきたい場面が出てきた時などにとても有効です。また、時間があり長い時間チャートを見れる人であれば、急な高騰などのチャンスにも柔軟に対応できる取引方法です。

デメリット

成行注文のデメリットは、既にある注文と売買が成立するので細かいお金をコントロールできないということです。

また、注文を出したタイミングに激しい値動きがあった場合には予想していたよりも高い価格になってしまったり、低い価格になる可能性もあります。最近では、少し落ち着いていますが暗号資産(仮想通貨)はまだ先が読みづらく急騰、急落のリスクもあるので気を付けたいポイントです。

指値注文(あの値段になったら買いたい/売りたい)

指値注文とは、自分の希望する買いたい/売りたい価格と数量を決め、希望の価格になると自動で売買が実行される注文方法です。暗号資産(仮想通貨)取引では、一番オーソドックスで知っておいてほしい取引方法になります。

たとえば現在のビットコインの価格が1BTC=100万円だとしましょう。

その時に指値注文を使えば、「1BTC=90万円まで価格が下がったら買う」といった注文や、逆に「1BTC=110万円まで上がったら売る」といった注文を出すことができます。

メリット

指値注文のメリットは、自分で買う/売るの価格を設定できるということです。

そのため、成行注文をしたときに起こるような価格の変動はなく、大きなミスをせずに売買することができます。

デメリット

指値注文のデメリットは、急に訪れる大きなチャンスに対応できないことがあります。

注文を出してから成立するまでの間にビットコインが急騰する可能性も急落する可能性もあります。しかし、指値注文では急な相場の動きに対応することはできません。

また、指値注文の場合、当たり前ですが、自分が指定した価格にならなければ注文は通りません。

ですので、長い期間注文が通らないということも十分に起こりえます。


成行注文と指値注文の使い分け方

成行注文と指値注文のメリット・デメリットまとめ!

注文方法メリットデメリット
成行注文急騰・急落に対応できる 確実に取引を成立させる自分で価格を指定することができない 予想していた価格より価格が高いもしくは安い場合がある
指値注文自分の指定した価格で取引することができる 暗号資産(仮想通貨)購入のリスクを管理できる急にやってくる大きなチャンスを逃す可能性がある 指定した価格では、長い期間取引が成立しない可能性がある

上記の表では成行・指値の2つの注文方法についてメリットとデメリットを分かりやすくまとめてみました。

この表を見ることで、状況に合わせて注文方法を選ぶことがしやすくなると思います。ぜひ、参考にして見てください!

初心者は指値注文がおすすめ!

初心者の方には基本的に、指値注文をおすすめします。なぜなら、暗号資産(仮想通貨)投資において指値注文は基本中の基本です。まずは、指値注文をマスターしながら取引感覚を身につける方法はおすすめです。

また、初心者に指値注文を進める理由としては、指値注文は自分で量と価格を設定することができるという点が挙げられます。

自分で支払うお金をコントロールして無理のない範囲で取引をしましょう。

基本的に指値注文

初心者の方には指値注文がおすすめと書きましたが、実は上級者の方であっても基本的には指値注文を使いこなすのが良いでしょう。

指値注文では、自分である程度これからの暗号資産(仮想通貨)の価格を予想し、自分の希望の価格で暗号資産(仮想通貨)を買う/売るの注文をすることになります。

指値注文だけでも十分なのですが、成行注文を使えば突発的な値動きにも対応できるようになるでしょう。

基本は指値注文を出しておき、対応できた場合にのみ成行注文を出すというような形が理想的です。

瞬間的に判断した場合は成行注文

成行注文は、瞬間的に買わなければいけない、もしくは瞬間的に売ってしまいたいとき専用の注文方法として位置付けるのがいいと思います。

成行注文は、指値注文とは異なり、確実に取引を成立させることができます。

ですので、確実に取引を成立させたい重要な局面において役に立つ注文方法とも言えるでしょう。


BITPOINTの取引画面での注文方法

BITPOINT

国内に暗号資産(仮想通貨)取引所はいくつかありますが、どこの取引所でも基本的な注文画面の使い方はほとんど同じです。

ですので、この記事ではコインパートナーのおすすめ取引所であるBITPOINTの実際の取引画面を用いて、ビットコインの成行注文と指値注文の具体的な手順を説明していきたいと思います。

BITPOINTは株式会社ビットポイントジャパンによって運営されている2016年3月に設立された暗号資産(仮想通貨)取引所です。

各種手数料が無料なだけでなく、最大2倍のレバレッジ取引ができることもBITPOINTの魅力です。

BITPOINTについてもっと詳しく知りたいかたはこちらの記事をご覧ください!

BITPointは国内で初めてレバレッジ取引にmt4を採用した取引所です。他にも手数料が無料だったり、期間限定キャンペーンが豊富だったりするBITPointを、メリット・デメリットと合わせて一挙解説します!

 

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成行注文

まずは、WebサイトでBITPOINTを開いたら取引画面の矢印が指しているシングルというボタンを選択します。


次にこの枠内の通貨ペアに間違いないかを確認し、売買の設定・数量・注文方法の決定をします。今回は成行注文を選択しているので価格の設定はありません。最後に自分の暗証番号を入力し注文ボタンをクリックするだけです。注文後は、注文完了のメッセージが出てくるのでそれを確認して注文は完了です!

指値注文

指値注文についても先ほどと同じように青色のシングルを選択します。

その後も、成行注文と同じように設定するのですが、価格の欄でのみ違う作業があります。まずは画像と同様に指値注文を選択します。そうすると、一枚あたりの希望価格が設定できるので自分が買いたいもしくは売りたい価格を設定してください!

その後は、先ほどと同じように注文をクリックすれば完了です!

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仮想通貨の注文方法に関するQ&A

ストリーミング注文とは何ですか?

ストリーミング注文とは、リアルタイムで提示されているレートを自分の好きなタイミングでクリックして発注する注文方法です。

表示価格と購入価格が必ず一緒になるというメリットの反面、急な価格変動時には注文が通らない場合もあります。

逆に、成行注文では注文は必ず通りますが、表示価格と購入価格にズレが生じることがあります。このズレのことをスリッページといいますが、このスリッページ0の状態の成行注文がストリーミング注文ということになります。

逆指値注文とは何ですか?

逆指値注文とは、「指定した価格より高くなったら買い、安くなったら売る」という指値注文の逆の発想の注文方法です。

暗号資産(仮想通貨)の現物取引では逆指値注文はメジャーではないですが、暗号資産(仮想通貨)FXでは逆指値注文を発注できる取引所が多いです。初心者には使いこなすのが難しい注文方法と言ってもいいでしょう。

暗号資産(仮想通貨)FXの注文方法には何がありますか?

暗号資産(仮想通貨)FXの注文方法には、現物取引と同じ「成行・指値・逆指値」注文FXに加え、「IFO・IFD・OCO」注文という特殊注文を加えた6つの注文方法が主流です。

 


まとめ

暗号資産(仮想通貨)の注文方法まとめ!

  • 指値注文は、自分で買いたい/売りたい値段を決めることができる!
  • 成行注文は、その時の値段で注文が成立する!
  • 基本は指値注文を使い、瞬間的に買いたい場合は成行注文を使おう!

 いかがでしたでしょうか?

今回の記事では、暗号資産(仮想通貨)の現物取引の注文方法を比較し、状況別に解説していきました。

タイミングや状況によって、注文方法を変えることは投資結果にも繋がっていきます。

今回の記事を参考に、状況にあった注文方法選びを心掛けてみてください!

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