くらたです。
3日連続投稿第2弾。
前回の記事では、上昇トレンドを見事に予想し一度の取引で+15,000円弱(+15%)を達成しました。
しかしこの成功を経て、ある1つの考えにたどり着きました。
そしてその発見が、新たな物語を始めるきっかけになりました。
(参考 TradingViewのBTCJPYチャート 1時間足)
きっかけは前回の急上昇でした。
このエントリー・利確のタイミング、かなり綺麗だと思いませんか???
急上昇直前に買って、急上昇直後に売っています。5%の高騰。見事な売買です。
正直、この判断は粗の探しようがありません。
しかし、結果は+15,000円でした。
収支+15%なので十分だとは思います。でも、これほどまで見事に予想し上手に売買してもたった5桁の利益なんです。
億までの道のり、先が長くないですか???
僕は本気で10を100に、100を1000に、1000を1億にしたいと考えています。
安定して+10%を目指すよりかは、+100%に挑戦する方が将来的な期待値は高いと思っています。
直近だと、±5%の価格変動はおよそ4日に一度起きています。ボラの激しい暗号資産(仮想通貨)でも、5%程度の変動は頻繁には起こりません。
仮に僕が40%の確率でその変動を予想できる先見の明があるとしましょう。
1ヶ月で4回、+15%の実績を達成したとしましょう。
すると現在の11万円は、19万円になります。
………19万円…
勝率100%、そして大きめの価格変動をほぼ半分の確率で読むことができたとしても、月利100%は達成できません…
これでは到底12月の目標は達成できないでしょう。作戦の変更が必要です。
もちろん全ての投資家が僕と同じように少しでも実績が高くなることを考えています。その中でどうやって勝ち抜いていくか、少し考えてみました…
大きめの価格変動を読むことは大前提です。
しかし、それだけでは大きなリターンが見込めないと判断しました。
すると狙うとすれば小さめの価格変動です。
僕に唯一、一般の投資家より有利な点があるとすれば、それは時間です。
もちろん勉強もインターンもあり暇ではありませんが、日中会社のパソコンに釘付けのサラリーマンよりは、チャートを定期的に観察する余裕があります。
時間という利点が活きるスキャルピング取引の勝率と平均利益を高めていけば、当然実績も向上すると考えました。
そこで前回の+15,000円獲得終了直後から、スキャルピングを開始しました。
以前の記事以来、スキャルピング取引に集中することは控えていました。
なぜなら、スキャルピング取引がローソク足のタイミングを見て押すだけのゲームになってしまったからです。
結果として、収支はたった+42円。保有時間は3分とはいえ、その3分間チャートに釘付け。
同じ作業を続けても時給は800円程度にしかならず、「最低賃金以下を稼ぐ投資家」という称号がつくところでした。
前回の問題点は、
①利益が低い上に勝率が高くないので、総合的な期待値が低すぎる
②チャートを見続けないといけないので、効率が悪すぎる
③判断材料に乏しいままエントリーを行なっているので、精神的な不安が激しすぎる
①②の側面もさることながら、③のメンタル面は特に深刻です。
明確な指標を持ってエントリーを行なったわけではないので、不安で不安でたまりません。
プラスになれば一喜して、マイナスになれば一憂するただのギャンブラーに成り下がってしまいます。
気持ちが揺れ動き、不安定な気持ちのまま再びスキャルピングに走り、そして同じことを繰り返してしまうのは目に見えています。
では、こうした問題にどう対処すれば良いでしょうか?
⑴短期取引にも明確な指標を持つ
まず短期取引であっても、根拠を持ってエントリーする必要があります。
単純な例であれば、4時間足や1時間足のトレンドを見ながら、トレンドの方向時のみエントリーすることなどです。
これによって、
⑵メンタルを保つ
ただでさえ、投資はメンタルを消費する作業です。
メンタル本を読んだり、鬼滅の刃を見て呼吸法を再現したりすれば(笑)、多少の落ち着きは出ますが、それでも心は揺れ動きます。
しかし、明確な根拠を持ってエントリー・損切り・利確を行うことができれば、気持ちは相当落ち着きます。
なぜなら自分の中の軸に支えができ、それが一種の覚悟になるからです。
失敗したら、「自分の判断が悪かった。修正しよう。」という心持ちで前向きになることができます。
最初のブログで、「勉強→投資→反省」を1つのサイクルとしていくと宣言しました。
当初の僕は、「テクニカル指標を学べば学ぶほど、他の人より知識がついて賢くなるから、投資で勝ちやすくなる」と考えていたため、このようなサイクルを導入しました。
しかし、最近は別の考えが芽生えてきました。
当たり前のことですが、絶対に勝てる唯一のテクニカル指標は存在しないはずです。
存在するならば、それが世に出回るはずです。
では、勝ちやすい指標が世に出回っているとすればどうでしょう。
すでに多くの人にとって既知である基本的なテクニカル分析は、その有効性ゆえに多くの人が知っているのではないでしょうか。
正直言って、これまでの僕はMA(基本平均線)、MACD、RSI…これらの基本的な指標を馬鹿にしていました。
皆にとって当たり前の道具では勝つことができない 。もっと強い武器を身に付けたい。
このように思っていました。
しかし、皆が使っている武器こそ実は最強なのではないか。最近はこのような思考に変わりました。
そもそもチャートは大衆の心理で動きます。大衆の大多数があらゆる指標を体得しさらに最強の指標を心得ている、とは思えません。
大半は基本的なテクニカル分析を体得した上で、もしくはそれを体得もせずに投資を行なっているのではないでしょうか?
もちろん僕は高度なテクニカル分析をこれからも知識として蓄えていくつもりです。
しかしそれ以上に、基本的なテクニカル分析を「検証」を通して、体得する方が大事ではないかと考えるようになりました。
基本的なテクニカル分析を体得するために、12/4から取引を行い続けました。
+15,000円になってから、約1日の間で17回も負けました。
というのも、1日で計28回も短期取引を行なったからです。全ては検証のためです。
①基本的なテクニカル分析を用いて予想
②予想が外れたらすぐに損切り
を繰り返しました。短期取引をしない間も、頻繁にチャートを観察しました。
結果として、勝率は50%を下回り、収支もマイナスになりました。
損切りを確実に行うため、プラス収支になるものでもマイナス収支で終わらせたからです。
しかしこうした中で、自分の中で短期取引における判断材料が分かってきました。
マイナスになる悔しさの中で、勉強になることがたくさんありました。
12/5開始時 11,5311円
12/8終了時 11,0489円
収支 -4,812円(-4.36%)
検証を優先し、結果は散々でした。記事連載史上、最悪の赤字ではないでしょうか。
しかし、個人的にはかなり満足な結果です。
11万円を12万円に増やすために取引をしたのではなく、10万円を100万円に増やすための検証を行えたからです。
もちろん現在の検証結果に確証は持てません。しかし、一定の自信を持って取引を行えるようになりました…
みなさんの声が聞こえます…
「検証結果は???」
投資をしている人からすれば、僕の思考過程より結論が気になりますよね?
次回!僕が3日で計54回の取引を行い、そこで得られた様々な分析結果を発表します!
間違っている考えかもしれませんし、既知の内容かもしれません…
しかし投資をしている人、特に初心者の方は必見です!
次回記事は…明日公開!!!
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