決済サービス大手のPayPalが、長らくうわさされていた仮想通貨のサポート計画を開始すると発表した。

この発表は価格にも大きな影響を与え、ビットコイン、リップル、イーサリアムはそれぞれ3%~4%ほどの成長を見せている。

PayPal社の発表が価格に影響

PayPalによると、アメリカのユーザーはPayPalで仮想通貨の売買や保管ができるようになるとのことだ。

同社によるとそのサービスは、「今後数週間のうちに」スタートされる。

アメリカ以外の国へのサービスは2021年に開始される予定だ。

取り扱われる通貨として、ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコインの名前が挙げられている。

サービス対象はPayPalに加盟している2600万にもおよぶウェブサイトとなり、上述の仮想通貨を決済オプションとして利用できるようになる。

仮想通貨は固定価格で法定通貨に変換され、顧客はPayPalから引き続き現金を受け取る。

ニューヨーク州金融サービス局はPayPalに条件付き暗号ライセンスを付与しており、PayPalはPaxos Trust Companyと提携して一連のサービスを提供するとのことだ。

CoinMarketCapによると、この発表は仮想通貨市場に大きな波を引き起こしている。

本日の日本時間16時の段階で、前日比からビットコインは4.0%上昇、リップルは3.2%上昇、イーサリアムは4.1%上昇と、各通貨ともに大きな伸びを見せている。

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この記事はTHE DAILY HODL「Crypto Market Surges As PayPal Announces Support for Bitcoin, Ethereum, Bitcoin Cash and Litecoin」を参考にして作られています。