世界最大の独立系金融アドバイザリーの創設者兼CEO(最高経営責任者)であるNigel Green氏は、「2020年末に、2017年に訪れたビットコインブームが再来する」可能性があるとの見解を語った。

「仮想通貨元年」とも呼ばれる2017年の12月、ビットコイン(BTC)価格は史上最高値『20,000ドル(約210.8万円)超』を記録しており、その再来となれば再び仮想通貨市場の盛り上がりは最高潮に達すると考えられる。

 「2020年末、“ビットコインブーム”再来へ」2017年12月の『20,000ドル』も視野?

deVereGroupのNigel Green氏は、「ビットコイン価格が、2020年の終わりまでに2017年のような急騰を記録する準備ができている」との予測公表した。

Nigel Green氏は、2020年末のビットコイン価格について、以下のように語っている。

「私の中で、2017年末と同様のビットコインミニブームが起こり得るという感覚が高まっています。価格はまだこのレベルには追いついていませんが、これは時間の問題です。ビットコイン価格は、おそらく2020年末までに高値に向かって眠りにつくでしょう。」

Nigel Green氏によると、2020年末までにさまざまな好要因が相まって、ビットコイン価格が急騰する可能性が高いという。

「ここ数週間、機関投資家のビットコイン市場に対する関心は急激に高まっています。オンチェーン指標上のさまざまな好要因と、政治的・経済的・社会的混乱によってビットコイン投資家の活動が再び活発化しているという事実によって、年末までに価格が急騰する可能性が示唆されています。」

Nigel Green氏がビットコイン価格について強気な評価をすることは非常に稀だ。

そのため、今回の同氏による予測は、仮想通貨業界から大きな注目を集めている。

そしてNigel Green氏は、以下のように語った。

2020年の残りの期間、米国大統領選挙や米ドル安などの影響によって、ビットコイン市場がより一層活気づくことに期待できます。」

201712月、ビットコイン(BTC)価格は過去最高の「20,000ドル超」に到達した。

この価格レベルは、2017年以降一度も記録していない。

Nigel Green氏が評価するように、2020年末、“ビットコインブーム”再来となるのか――期待は高まる一方だ。

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この記事は、dailyhodl.comの「Bitcoin Set for 2017-Style Explosion by End of the Year on Avalanche of Institutional Interest, Says deVere CEO.」を参考にして作成されています。