AppCoinsはブロックチェーンとスマートコントラクトを使い分散型のアプリケーションストアを作ります。
つまり、中央管理者のいないAppstoreやGooglePlayのようなものを作ろうとしています。中央管理者がいないことでアプリ内課金や広告、アプリの承認などの問題を解決します。
通貨名(通貨単位):AppCoins(APPC)
公開日:2017年12月13日
発行上限枚数:450,000,000 APPC
備考:ERC20トークン
取扱取引所:Binance,Huobi
公式サイト:https://appcoins.io/
公式ツイッター:@AppCoinsProject
ホワイトペーパー:https://appcoins.io/pdf/appcoi...
blockchain explorer:https://etherscan.io/token/0x1...
bitcointalk(フォーラム):https://bitcointalk.org/index....
公式ブログ:https://medium.com/@appcoins
現状のアプリストアは大きく分けて3つの問題点を持っています。
開発者とユーザーの間に多くの仲介業者がいるため、開発者は広告費用がかさみ、もし広告によってユーザーを獲得出来ても潜在的な利益は減ってしまいます。また、多くの仲介業者がいるため透明性も低く開発者に適切な金額が渡されているかわかりません。
支払いプロセスが難しいことや、支払いの仲介業者に多くのマージンを取られているためコストが高いことが原因で、現状はスマートフォンのユーザーの5%しか課金していません。
アプリの開発者の身元を特定することが難しく、現状は低品質なアプリが出回ったり、ウイルスが入っていたりなどの問題があります。
これらの問題を解決すべく、AppCoinsでは広告、アプリ内課金、承認プロセスをブロックチェーン上で、スマートコントラクトによって行うことで透明性が高く、仲介業者をなくすことが出来ます。これにより生まれた利益はユーザー、開発者、アプリストアに還元されます。
アプリの課金に関しても低コストでおこなえるので、課金率も上がります。
広告を2分以上みることでAPPCがもらえます。このAPPCを使って課金できるのでユーザーは従来よりも少ない額で課金出来ます。
開発者としても広告を2分以上見てもらえることや課金率の向上と仲介業者を挟まないことで生まれる利益の拡大が出来ます。また、開発資金が増えることでより良いアプリの開発にもつながるので、アプリエコノミーも活性化します。
また、開発者の評判によってアプリ承認作業を自動化することで品質保証と承認プロセスが効率化され、透明性の高いものになります。
今までのように審査する人によって審査の基準が違く、内容は同じでも審査する人によっては承認されたり承認されなかったりする事がなくなります。
アプリストアとしても決済の仲介業者がいなくともスマートコントラクトにより決済の信頼性を保てます。
アプリ承認作業に関しても開発者の経歴や評判をブロックチェーンに乗っけることで開発者を信頼できます。
開発者の評判に関しては、最初はUNKNOWN(未知)に分類され、アプリに問題がなければTRUSTED(信頼)で問題あればCRITICAL(危険)に振り分けられます。
取引開始は1月6日で1APPC=$3.89でした。1月10日に最高値1APPC=$3.99を記録したもののその後は緩やかに価格は落ちていき、現在は価格が安定していて1APPC=$0.9070です。
(2月19日現在)
Binanceは中国の取引所で、手数料は0.1%ととても安くなっています。
取扱通貨数は70種類以上で、最近価格が上っているものを多く含んでいるので、Binanceに上場されている、もしくは今後上場する通貨には注目です。
また、取引所独自のコインBNBを発行していて、BNBで取引を行うと取引手数料が最大0.05%まで安くなります。
2017年7月の設立以降、驚異的なスピードで成長する暗号資産(仮想通貨)取引所Binance。どんな取引所?今後は大丈夫?メリットデメリットと登録方法、使い方は?この記事を読めばBinanceに関する知識はバッチリ!
Huobiは、香港を拠点とする取引所で取引手数料が0.2%で少し割高です。
また、Houbiも独自の通貨HTを発行していて、HTで取引を行うと、取引手数料が最大50%まで割引されます。
特徴は、アルトコインのレバレッジ取引が出来ることです。
My Ether WalletはEthereum系トークンを保管する人ならみんな使っているといっても過言でないほど有名なウォレットです。デスクトップウォレットで、セキュリティは相当高く、ハッキング被害やウイルスに感染したりしない限りは安全です。
Ethereum用ウォレットでもっとも有名なMyEtherWallet。ブラウザを経由して手軽に利用できるこのウォレットの仕組みや使い方など人気の理由を解説します!この記事を読んでMyEtherWalletを使いましょう!
Trezorはハードウェアウォレットです。セキュリティはペーパーウォレットと同じく全ウォレット中最も高いです。デメリットとしては価格が高いことと、みんなが欲しがるのであまり買えないということです。
開発陣が強く、主要なアドバイザーにGoogle Playやゴールドマンサックス、TenX、Bitcoin Core、Ripple Coreがいます。暗号資産(仮想通貨)の有名な会社から銀行までかなり幅広くアドバイザーが存在します。
また、Androidアプリストアの1つであるAptideと提携を結んでいて、2億人のユーザーがアプリをダウンロードします。
このようなアドバイザーや提携が強いというのはまだ時価総額の低い暗号資産(仮想通貨)にとってはかなりいいことで競合に対して大きなリードをとっています。
AppCoinsの特徴としては、
です。
仕組み自体はいいものだと思いますが、ユーザーが現状AppstoreやGooglePlayに満足しているため、普及するかはわかりません。