31日19時現在のビットコイン価格は699,234円。前日同時刻と比べて+1.93%の上昇を見せている。
状況が一変したのは28日の朝8時だ。
以前の記事(25日連載)で記載した黒色の短期上昇チャネルを割ったことで、価格は大きく下落。
昨日には一時64万円(赤線)を下抜けするまでに至った。
明確なアセンディングトライアングルだっただけにロングの損切りが多発したのだと推測する。
こうして30日に63万円台を記録したビットコインだが、その後は徐々に価格を上げ現在はオレンジ線(71.6万円)に接近している。
個人的な予想としては、アセトラショート勢の利確による上げではないかと考えている。
(参考 TradingViewのBTCJPYチャート 1時間足)
・上昇のシナリオ
赤線をネックラインとしたヘッズアンドショルダーが形成されているとした場合、一時的に最大76.4万円(青線付近)まで上昇する可能性は高いだろう。
・下降のシナリオ
上昇のシナリオ記載の通り三尊が機能している場合、青線まで上昇後50万円台まで下落するだろう。
また初めの分析に記載の通り、昨日の上昇は利確によるものだと考えられ新規ロングの参入はほとんどない。(事実ドル建てロングのOIはほとんど変化がない。)
これから上昇の見込みがない場合追加の損切りも殺到することが予想され、ショートの期待値は高いのではないだろうか。
・筆者の見解
下降のシナリオ記載の通りショートに一票だ。
問題は天井の場所だが、個人的には青線に到達しないのではないかと考える。
1つには眼前に控える200MAの存在が挙げられる。
現在この移動平均線付近で抵抗を見せていることから、ここから下落が始まることも考慮しておきたい。
またダウ市場との関連性も根拠として挙げたい。
これまでの記事で記載の通り、最近のビットコイン相場はダウと連動しているのではないかと予想される。
コロナによるNY市の死者数増加に伴うアメリカ経済の混乱で、ダウは再び下落するのではないかと考えている。
そのためダウ市場が始まる日本時間22:30までは大きな価格変化はなく、寄り付き後にビットコイン価格にも影響が出るのではないかと予測する。
いずれにせよ4時間足が確定する21時とダウ市場が始まる22:30には依然注意を払いたいところだ。
(ここに記載された見解は著者のものであり、必ずしもコインパートナーの見解を反映するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります。)
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner