「暗号資産(仮想通貨)と株って具体的に何が違うんだろう。。。」
そう考えているのではないですか?
確かに、投資をやるなら暗号資産(仮想通貨)と株の違いは分かっておきたいですよね。
そこで今回は、暗号資産(仮想通貨)と株式の違いを分析してどちらの方が儲かるのかや、これから投資を始めるのにおすすめの取引所などをコインパートナーが紹介していきます。
これを読めば、暗号資産(仮想通貨)と株の違いを十分に理解して投資をスタートできるはずです!
Youtube動画でも解説していますので、サクッと知りたい方はこちらから↓↓
目次
暗号資産(仮想通貨)とは、インターネット上で使うことのできるお金のことです。
基本的に暗号資産(仮想通貨)には発行団体が存在しておらず、それを利用している全ユーザーによって管理されています。
円やドルとは違い、BTCやETHなど独自の通貨単位を持っているのが特徴です。
暗号資産(仮想通貨)の購入や取引は、民間企業が運営する「暗号資産(仮想通貨)取引所」で行うのが一般的で、将来性のあるコインに投資して利益を狙うのが暗号資産(仮想通貨)投資です。
株式とは、企業が資金調達をするときに発行するものです。
その会社の所有権を分割して表しているため、株式を保有している人は会社の所有者の一人である「株主」ということになります。
また、株式は自由に売買することができ、主に証券取引所で取引されています。
今後、価格が上昇しそうな株をあらかじめ購入しておき、値上がりしたときに売却することで利益をあげるのが株式投資です。
暗号資産(仮想通貨)と株の11コの違い
まず暗号資産(仮想通貨)は発行の目的が銘柄によって全く違います。
とある経済圏での基軸通貨となること、アプリケーション開発のプラットフォームとなること、国際送金の抱える問題を解消すること、など多種多様です。
一方で株式は、企業が資金調達をする際に発行されます。
株式には無数の銘柄がありますが、基本的にはどれも同じです。
そのため、暗号資産(仮想通貨)投資をやる場合には銘柄ごとに特徴や関連プロジェクトについての知識を学ぶ必要がありますが、株式投資をやる場合は投資した企業の動向のみを追うだけでも十分でしょう。
こちらの記事で暗号資産(仮想通貨)の種類をまとめています。
株式はほとんどの場合で100株単位からの購入しかできないので、最低でも数万円の資金が必要です。
(1株単位で購入可能な取引所を後ほど紹介します。)
一方で、暗号資産(仮想通貨)は数百円から購入することが可能です。
暗号資産(仮想通貨)取引所のCoincehckでは、最小500円からビットコインやイーサリアムを購入できます。
「大きなお金は用意できないけど、投資をやりたい!」という方はCoincehckで暗号資産(仮想通貨)投資を始めてみてください。
暗号資産(仮想通貨)投資を始めてみる
(Coincheck公式)
取引可能時間は、証券取引所では短く、暗号資産(仮想通貨)取引所では長いです。
東京証券取引所の取引可能時間は
前場:9時〜11時30分
後場:12時30分〜15時
となっており、これ以外の時間では取引をすることができません。
一方で、暗号資産(仮想通貨)取引所では24時間365日取引することができます。
暗号資産(仮想通貨)の方が時間に縛られずに自由度の高い取引ができるでしょう。
ボラティリティとは価格変動の幅のことです。
これが大きいと短い期間で大きな利益を狙うことができますが、同時に損失を負うリスクも大きいです。
これはここ数年のソニー株式会社の株価チャートです。
2016年初頭から2020年に入るまでの4年間で約4倍もの上昇を見せています。
株式の価格変動は、このように何年かかけて数倍動くのが一般的です。
こちらは世界初の暗号資産(仮想通貨)ビットコインのチャートです。
ソニー株式会社のチャートと同じ期間を表しています。
ビットコインは、2017年5月ごろに約20万円前後だった価格を、わずか半年後の12月には約200万円にまで上昇させています。
なんとたった半年で20倍です!
このように暗号資産(仮想通貨)のボラティリティは非常に激しく、短い期間で大きな利益を狙うことができます。
ですがその一方で、大きな損失を生むリスクがあることも覚えておく必要があります。
FXで有名なレバレッジシステムですが、暗号資産(仮想通貨)投資・株式投資の両方ともこれに対応しています。
しかし、どちらもFXほど高い倍率をかけることはできません。
これを見れば分かるように、暗号資産(仮想通貨)と株のレバレッジ倍率にはそこまで大きな差はありません。
ですが、FXと比べるとかなり低い倍率しかかけられませんので、巨額の利益を狙うのは簡単なことではないでしょう。
ストップ高・ストップ安とは値幅制限のことです。
価格が急激に変動した際に投資家が大きな損失を出さないよう、取引所が一定ラインの価格を超えないように制限しています。
これは暗号資産(仮想通貨)取引にはなく、株取引にはあります。
ストップ高・ストップ安があることで、ある程度損失を抑えることができますから、株式市場の方がリスクは低いと言えるでしょう。
暗号資産(仮想通貨)はそもそも発行団体が存在しないため、保有しているだけでは何も利益は発生しません。(例外あり)
株式は発行している企業が存在するため、保有しているだけで定期的に報酬をもらうことができます。
これをインカムゲインと言います。
企業の売り上げの一部を配当金として受け取れたり、その企業の製品・サービス券などを株主優待として受け取れたりと、株を持っているだけで特典を得られるのです。
「頻繁に取引画面を見る時間がない。。。」という多忙な方には株式投資がおすすめです。
暗号資産(仮想通貨)と株の投資では発生した利益にかかる税金が違いますので、取引を始める前にしっかりと理解しておきましょう。
暗号資産(仮想通貨)の取引で得た利益にかかる税金は「雑所得」に分類されます。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円を超え 330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円超え 695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円超え 900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円超え 1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円超え 4,000万円以下 | 40% | 2,796,000円 |
4,000万円超 | 45% | 4,796,000円 |
(所得税の速算表)
雑所得は給与所得に上乗せする総合課税方式で計算します。
この表から分かるように、最大で45%の税金がかかる場合があります。
株式投資で発生した利益である「譲渡益」には、20.315%の税金がかかることになります。
この税率は決して安くはありませんが、ものすごく高いというわけではありません。
なぜなら先ほどの表にあったように、一般的なサラリーマンの方でも年収が330万円以上であれば最低20%の税金を納めることになるからです。
「消費税の10%と比べたら高すぎでしょ。。。」と思われるかもしれませんが、消費税と所得税を同じ土俵で比べるのはナンセンスなので注意です。
株式を保有していることを証明する「株券」は、証券保管振替機構(ほふり)という専門機関が管理するように法律で決められています。
一方で、暗号資産(仮想通貨)は基本的には取引所に保管するか、自分で保管するかの二種類で、株式のような明確なルールはありません。
しかし、取引所に暗号資産(仮想通貨)を保管するのはあまりおすすめしません。
もちろん、取引所は万全のセキュリティ対策を行っていますが、それでも暗号資産(仮想通貨)がネット上に存在している限りハッキングによる盗難のリスクはゼロではないでしょう。
ですので、暗号資産(仮想通貨)を保管するための専用アイテム「ウォレット」を使うのがおすすめです。
ウォレットで一番のおすすめはLedger Nano Sです。
Ledger Nano Sはインターネットに接続せずに暗号資産(仮想通貨)を保管できるため、セキュリティが非常に高いのが特徴です。
これを使えば、あなたが購入した暗号資産(仮想通貨)を安全に管理できるはずです!
株式投資の法規制はそこまで厳しくありません。企業の成長は日本の経済的成長と直結しているため、国が規制をかけるのはむしろ逆効果だからです。
問題は暗号資産(仮想通貨)に対する法規制です。
暗号資産(仮想通貨)は発行団体が存在しないため、投資対象として本当に安全なのかや、詐欺が横行してしまっている現状などが世界的に問題視されています。
暗号資産(仮想通貨)そのものは決して危ないものではありませんが、後ろ盾がないことによる不安定さが市場の成長を遅らせてしまっているのです。
日本は暗号資産(仮想通貨)の普及に積極的な国として知られていますが、今後の法規制の動向によっては暗号資産(仮想通貨)市場の未来を大きく左右することになるでしょう。
コインパートナーでは暗号資産(仮想通貨)に関する最新ニュースを毎日配信しているのでチェックしてみてください。
市場 | 時価総額 |
暗号資産(仮想通貨)市場 | 約28兆円 |
株式市場 | 約9400兆円 |
株式市場は400年以上もの長い歴史を持つ超巨大市場です。
それに比べて、暗号資産(仮想通貨)市場はまだ誕生してから10年程度しか経っていないため、株式市場やFX市場と比べると取引量が圧倒的に少ないです。
しかしこれは、暗号資産(仮想通貨)市場は今後さらに拡大していく可能性があることを意味しています。
投資とは、まだまだ発展途上だが将来性が高いと思われる"何か"に資金を投下して応援することです。(筆者独自の解釈です。)
この観点から見ると、現在の暗号資産(仮想通貨)市場は投資先としてかなり適しているのではないでしょうか。
こちらの記事では暗号資産(仮想通貨)の今後・将来性について解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
結論から言うと、暗号資産(仮想通貨)と株のどちらが儲かるか断言することはできません。
なぜなら、取引の目的・期間によって狙える利益が変わってくるからです。
これまで説明してきた暗号資産(仮想通貨)と株の違いをざっくりまとめると
【暗号資産(仮想通貨)の特徴】
【株式の特徴】
となります。
このように暗号資産(仮想通貨)と株ではそれぞれが持つ特徴に大きな違いがあるため、あなたが投資をする目的や期間によってどちらが適しているかが変わってくるのです。
私たちコインパートナーとしては
短い期間で利益を出したい方=暗号資産(仮想通貨)投資
長い目で見て利益を出したい方=株式投資
がおすすめです!
もう一度、投資をする目的や期間を確認して自分に合った投資スタイルを選んでみてください!
【Coincheck(コインチェック)】は国内トップクラスの人気を誇る暗号資産(仮想通貨)取引所です。
マネックスグループが運営しているため、セキュリティや信頼性が抜群に良いと言えるでしょう。
また、ビットコインやイーサリアムといった王道のコインを最小500円から購入すること可能です。
Coincheckなら初心者の方でも暗号資産(仮想通貨)投資をストレスなく始めることができるはずです!
暗号資産(仮想通貨)始めるなら
【SBIネオモバイル証券】は、SBIグループが運営している証券会社です。(略:ネオモバ)
ネオモバでは、国内でも珍しい1株単位での購入ができるので、数百円から株式投資を始めることができます!
これから初めて株を買ってみようと考えている方は、まずはネオモバで取引を始めるのがおすすめです!
株式投資やるなら
「暗号資産(仮想通貨)と株式のチャートって連動してるの?」
そう考えている方もいるでしょう。
結論から言うと、はっきり連動しているとは言えないが連動していると思われる時もたまにある、です!
国際情勢が悪化して株式市場が低迷していくと、投資家たちが資産の避難先として暗号資産(仮想通貨)を購入する傾向がここ数年で見られるようになりました。
例えば2020年1月3日、イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官がアメリカのドローン攻撃により殺害された事件が大きなニュースとなりました。
この影響で、暗号資産(仮想通貨)・株の両市場ともに大きな変化が確認されています。
これは日経平均株価のチャートです。
証券取引所は年末年始は営業しておらず、2020年最初の取引日は1月6日でした。
取引が開始されると株価は一気に600円ほど下落していきました。(一つ目の赤丸)
その翌日の7日には一時的にまた価格は上昇しましたが、8日(二つ目の赤丸)になると再び下落してしまっています。
それではこの時暗号資産(仮想通貨)市場ではどのような動きがあったのでしょうか。
これはビットコインのチャートです。
暗号資産(仮想通貨)は24時間365日取引ができるため、ソレイマニ司令官がアメリカに殺害された3日(緑丸)には25万円ほどの下落を見せています。
そして、株式市場での取引が開始された6日(一つ目の赤丸)になるとビットコインの価格はやや上昇していき、8日(二つ目の赤丸)には目に見えて上方向に突き出ているのが分かります。
これが果たして株式市場からの資産流入の影響なのかは分かりませんが、他の市場からの「資産の避難先」として暗号資産(仮想通貨)が選ばれることは今後もあるかもしれません。
暗号資産(仮想通貨)と株のトレードにはそこまで大きな違いはありません。
現物取引や信用取引といった仕組みは同じですし、チャートの見方やテクニカル指標などにも大きな違いはありません。
ただし、そもそも暗号資産(仮想通貨)と株は全くの別物ですので、投資を始める前にお互いの違いをしっかりと理解しておく必要があります。
暗号資産(仮想通貨)投資で借金をしてしまうリスクはゼロではありません。
一番ありえるのは、レバレッジ取引で損失が出てしまう場合です。
レバレッジ取引は一気に利益を出せる手法ではありますが、その分、損失が発生しやすいので注意しましょう。
暗号資産(仮想通貨)と株の違いをまとめると
今回は暗号資産(仮想通貨)と株の違いについてまとめてきました。
両者とも異なるメリット・デメリットを持っているので、それぞれを使い分けて資産を運用していくのも良いかもしれませんね。
暗号資産(仮想通貨)投資を始める方は【Coincheck】、株式投資を始める方は【SBIネオモバイル証券】をぜひ使ってみてください!
暗号資産(仮想通貨)投資を始める
(Coincheck公式)