Agrello(DLT)とは?概要・基本情報まとめ

 

概要

 

AgrelloはスマートコントラクトとAIを利用した法的拘束力を持つ契約プラットフォームです。

Agrelloはエストニアの法律関係者、高等教育機関、情報技術専門家のチームによって設立されました。

人々が法律との関わり方を永遠に変えるデジタル契約を作成するという目的を持っています。

彼らは合計45年以上のエストニアの法整備との関わりと16年以上のブロックチェーン技術の研究という経験があります。

Agrelloのユーザーは、コーディングも法律スキルも必要ないままに法的な契約を結ぶことが出来ます。

 

基本情報まとめ

通貨名(通貨単位):Agrello(DLT)

公開日:2017年5月26日

発行上限枚数:130,271,020 DLT

備考:ERC20トークン

取扱取引所:Binance,HitBTC,Yobit

公式サイト:https://www.agrello.org/

公式ツイッター:@AgrelloOfficial

ホワイトペーパー:https://docs.agrello.org/Agrello-Self-Aware_Whitepaper-English.pdf

blockchain explorer:https://etherscan.io/token/0x07e3c70653548B04f0A75970C1F81B4CBbFB606f

bitcointalk(フォーラム):https://bitcointalk.org/index.php?topic=1934422.0

Agrello(DLT)の特徴・メリット・デメリット

何らかの取引を行う際には、両者間になんかしらの契約を結びます。これがもし法律に関わるものなどの専門性が高い場合、弁護士や法律家などを仲介して契約を結びます。このような法的拘束力を持つ契約もAIが専門家の代わりにアドバイスし、ブロックチェーン上で管理することで、人件費を削減できます。

 

SaaSモデル

AgrelloはSaaS(Software as a Service)モデルを使っていて、Agrelloの上に外部のアプリケーションを提携させることが出来ます。

また、Agrelloでは契約のテンプレートが用意されており、それを利用することで契約を自動化しています。このテンプレートですが、SaaSを利用することで誰でも簡単に追加できるので、第三者の作った契約のテンプレートを利用できます。

Agrelloで優れたテンプレートを作成することが出来れば報酬を受取ることが出来ます。

AIによる契約

Agrelloでは、一人ひとりにカウンセラーとして働くAIが存在し、AIがスマートコントラクトを管理し、支払いや納期を決定します。

そのため面倒くさい契約処理を人間がやる必要がなくなります

 

法的な拘束力

契約はAIによって、Aglleroのスマートアグリーメントマークアップ言語(プログラミング言語)に翻訳され、ブロックチェーンに書き込まれます。

並行して自然言語(英語とかの人が話す言語)で書かれた法的拘束力のある文書が作られ、デジタル署名されます。また、この自然言語に関しても様々な言語(英語、日本語など)に対応予定です。

これにより今までイーサリアムのスマートコントラクトを利用することの課題だった、solidityという専門性の高い言語を使わなければいけないので一般人は使えないという課題を解決します。

簡便なセットアップ

Agrelloは直観的なUIでテンプレートやウィザードを使い、複数の契約をわずかな時間で準備できます。

また、グラフィカルなインターフェイスを用意していて、契約テンプレートを使い、ドラッグ&ドロップで簡単に契約を準備することが可能です。

Agrello(DLT)の最新チャート!相場からみる価格推移

11月10日に1DLT=$0.2で取引が開始されました。開始してからしばらくはそのまま停滞していましたが、12月後半から徐々に価格が上がり始め、1月6日には、最高値1DLT=$1.27を記録しました。その後、その反動で価格は少し落ちますが、1月12日には、最高値を更新し、1DLT=$1.4を記録しました。その後は反動で暴落し、現在は1DLT=$0.7ほどで安定しています。

(2018年1月30日現在)

 

【Agrello(DLT)の買い方】取引所で購入する

Binance

Binanceは中国の取引所です。手数料が0.1%ととても安くなっています。

取扱通貨数は70種類以上です。Binanceに上場されている通貨には、最近価格が上っているものを多く含んでいるので、Binanceに上場している、もしくはする予定の通貨には注目です。

また取引所独自のコインBNBを発行していて、BNBで取引をすると、取引手数料が最大0.05%まで低くなります。

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HitBTC

HitBTCは手数料が0.1%で、取扱通貨に関してもICO直後のものを多く扱ってるので、草コインに投資して一攫千金を狙っている人にはおすすめです。

問題点としては、運営会社がイギリスで登録されているもののその実態が全くわからないことです。このような運営情報がわからないというのはかなり問題で、持ち逃げやセキュリティに問題があった時など、自分の資産を失ってしまうので気をつけて取引しましょう。

 

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HitBTCはICO直後の暗号資産(仮想通貨)を多く上場しているので、ICO投資を考えている人は必ず知っておくべき取引所だと思います。またビットコインのハードフォークに一早く対応しているので、貰ったコインをすぐ売りたい人なども知っておくべき取引所です。

 

【Agrello(DLT)の保管方法】ウォレット

 

My Ether Wallet

My Ether WalletはEthereumトークンを保管する人ならみんな使っているのではないかと言うほど有名なウォレットです。

My Ether Walletはデスクトップウォレットで、セキュリティは相当高く、ハッキング被害やウイルスに感染したりしない限りは安全です。

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Ledger Nano S

Ledger Nano Sはハードウェアウォレットです。ハードウェアウォレットはペーパーウォレットと同じくセキュリティが最も高いウォレットです。デメリットとしては価格が高いことと、人気であまり買えないことです。

 

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Agrello(DLT)の将来性

Agrelloはシェアリングエコノミーにも役立ちます。AirbnbやUberなどの個人間での取引に際して、法的にプロジェクトを守り、不必要な紙の作業を減らします。また、フリーランサー、請負受託、中小事業主などに対して契約の処理を簡単に出来ます。これにより大幅な人件費削減や管理コストの削減につながります。

このように実需はあると思いますが、このような機能をAIが行えるようになるにはまだAI分野における技術力が足らないと思いますし、ちゃんとAgrelloが機能するのはまだまだ先なのではないでしょうか。

 

 

Agrello(DLT)まとめ

Agrelloは、スマートコントラクトとAIを利用した法的拘束力を持つ契約プラットフォームです。

法律やコーディングの知識なく簡単に契約を結ぶことが出来ます。

しかし、AIが代行して契約を作るというのはまだまだ夢物語で、実装されるのは当分先なのではないでしょうか。