「2021年の東京オリンピックの時には暗号資産(仮想通貨)ってどうなっているのかな??」
そのように疑問を抱えていませんか?
確かに、コロナショックにより1年の延期が決定されたオリンピックですが、その頃に暗号資産(仮想通貨)・ビットコインがどうなっているのか気になりますよね!
この記事では、コインパートナーが暗号資産(仮想通貨)の価格予想だったり、2021年までに起こりうる重要なイベントについて解説していきます!
この記事のポイント
目次
暗号資産(仮想通貨)の最新考察
2020年には東京オリンピックが開催される予定でしたが、世界中で流行しているコロナウイルスによる新型肺炎の影響で2021年に延期されることになってしまいました。
コロナショックの影響も含め暗号資産(仮想通貨)市場ではどんなことが起きているのか、以下で最新の分析を見てみましょう。
米大手銀行JPモルガンのアナリストは、今回のコロナショックでビットコインは誕生後初めてのストレステストを受けたとし、その中でも他の金融資産に比べ流動性の面などにおいて回復が早かったことを評価しました。
さらにコロナショックによる混沌とした金融市場の中でビットコインのボラティリティ(価格変動の度合い)は高かったが、他の金融商品に比べ市場構造としては弾力性があるとしています。
今回のコロナショックは世界経済を巻き込む混乱を引き起こしましたが、こうした中で比較的早く回復しつつある暗号資産(仮想通貨)市場は専門家によってもポジティブな評価を受けているようです。
英大手仮想通貨ファンドCoinsharesは過去から現在の価格状況を分析しビットコインの今後を考察したレポート「CRYPTO TRENDS REPORT」を発表しました。
これによるとビットコインは2013年から2017年にかけて「消費者」レベルで取引されていたのに対し、2017年から2022年にかけては「機関」による投資が進む段階であるとされています。
そして2022年をポイントにビットコインがさらなる進化を遂げるとし、ビットコインによる銀行預金や保険、投資商品から国境を越えた支払い、ソブリン通貨といったサービスが普及するようになるとしています。
2021年に向けたビットコイン価格上昇のポイント
ここでは2021年の東京オリンピックに向け、暗号資産(仮想通貨)がどのような役割を担っていくのか、そしてそれは価格上昇につながるのかを考察していきます。
2020年6月現在、日本でビットコイン支払いが可能なお店は339軒あります。(coinmap参照)
年々ビットコインで決済ができる店舗は増えており、一年間で約50店舗ほど増加しました。
現状は個人経営の店舗が主に導入しており、チェーン店での参入はとても少ないです。
大手企業の中でも、ビックカメラやコジマといった家電量販店ではビットコイン決済が可能となっています!
今後、大企業や大規模チェーン店がビットコイン決済を採用すれば、対応店舗は急増します。また、ビットコインの実需が上がるため、価値も上昇するでしょう。
日本では年々、海外旅行客が増加しています。
換金は旅行客に取っていつまでも悩みの種の一つです。
現在はまだビットコイン決済の店舗が日本国内には少ないですが、今後対応店舗が増えれば、ビットコインの利用は自然と増えていきます。
需要が増加すればするほど、ビットコインの価格が上昇します。
多くの海外旅行客が来るであろう2021年東京オリンピック時には、以上のことから価格上昇が期待できます。
2021年の東京オリンピックまでにネットショッピングでの暗号資産(仮想通貨)支払い対応サイトは増えると思われます。
現在、日本では約75店舗でビットコインで、Amazon(アメリカ)では複数の暗号資産(仮想通貨)での支払いが可能となっています。
今後、暗号資産(仮想通貨)決済の対応店舗は増えそうです。
なぜなら、クレジットカード決済では割高な手数料が取られるからです。
暗号資産(仮想通貨)決済のインフラを簡単に導入できるようになれば、採用するショップが増えていくでしょう。
今後、暗号資産(仮想通貨)市場に巨額の資金が流入する可能性が大いにあります。
その資金とは機関投資家によるものです。
現在、暗号資産(仮想通貨)・ビットコインは取引に関するインフラが完璧とは言えず、プロの投資家が未だ参入していません。
ですが、このインフラは毎週のようにアップデートされています。
下の表をみて分かるように暗号資産(仮想通貨)市場はまだ大きくありません。
投資インフラがこのペースで整って行けば、近い将来全ての機関投資家のポートフォリオにビットコイン等が入ってくるでしょう。
市場 | 時価総額 |
暗号資産(仮想通貨)市場 | 約30兆円 |
金取引市場 | 約1012兆円 |
株式市場 | 約8400兆円 |
暗号資産(仮想通貨)FX市場 | 約123兆円 |
外国為替市場 | 約1京1200兆円 |
2021年東京オリンピックまでに起こりうる重要イベント
2021年には東京オリンピックが開催されますが、それまでに起こる仮想通貨関連のイベントによってオリンピックの時期における仮想通貨の注目度も変わってきます。
ここでは2021年に開催される東京オリンピックまでに起こりうる仮想通貨関連の重要イベントをチェックしていきましょう。
今日、暗号資産(仮想通貨)市場で最も注目を集めている「ビットコインETF」。
そもそもETFとは、ビットコインを投資対象に含んだ上場投資信託です。
投資信託は、投資信託委託会社が投資家から集めた資金を運用し、利益を配当金として投資家に還元するものです。
このビットコインのETFが承認されると、多額の資金が流入し、価格上昇が期待できます!
ビットコインETFについて詳しくはこちら↓
Facebookが開発している仮想通貨Libra(リブラ)は、開発当初2020年6月までにローンチ(サービス公開)するとしていました。
Libraは銀行口座を持たない人々にもサービスを提供していくとしており、仮に予定通り開発が進んでいれば東京オリンピックまでに新たにLibraのサービスを利用できるようになります。
Facebookは現在世界中に大きな影響力を持っているため、東京オリンピックまでにローンチが完了すれば、Libraだけでなく仮想通貨市場全体としても大きな注目を集めることが予想されています。
ビットコインに次ぐ世界第2位の時価総額を誇るイーサリアムも新たなアップデートを控えています。
イーサリアムは4段階のアップデートで開発が進んでおり、現在は4段階目の「Serenity(セレニティ)」の段階となっています。
このアップデートではイーサリアムのコンセンサスアルゴリズムがPoWからPoSへ完全移行され、これが完了することによりイーサリアムの新たなバージョン「イーサリアム2.0」がローンチされることになります。
イーサリアムはビットコインに次ぐ人気を誇る仮想通貨であるため新たなバージョンの公開によりさらなる価格上昇が期待されています。
リオデジャネイロオリンピックが開催され、ビットコインの半減期を迎えた2016年。
全体的に価格は相当上昇していますが、これがオリンピックの影響なのか、半減期の影響なのか、それともただ暗号資産(仮想通貨)の認知度が高まったことによる影響なのかは定かではありません。
価格としては、1年間で約4万円程から最高12万円まで上昇しました。
2017年は、暗号資産(仮想通貨)元年と言われ暗号資産(仮想通貨)の人気が一気に上昇した年です。
取引所のテレビCMが放送されたり、暗号資産(仮想通貨)・ビットコインの認知度が大幅に上昇しました。
毎週のように価格が更新され、12月には最高価格約230万円をい記録しました!
2018年は暗号資産(仮想通貨)に取って厳しい一年となりました。
2017年12月に最高記録を更新しましたが、1月にはCoincheckで580億円相当の暗号資産(仮想通貨)が流出、また9月にはZaifが70億円相当の暗号資産(仮想通貨)流出など、ハッキング事件が目立ちました。
セキュリティーや法律などの課題を突きつけられ、暗号資産(仮想通貨)市場は冷え込みました。
ビットコインは30万円台まで緩やかに落ち込んで行きました。
2019年は最初の数ヶ月間は30〜40万円を推移していましたが、4月頃からは再び勢いをつけ価格が上昇していきます。
令和を迎えてからは、さらに勢いをつけ一時期は100万円を超え安定していました。
その後年末にかけて少し落ち込み、年末は80万円付近を推移していました。
2020年になってからは安定的に上昇し100万円を超えたものの、コロナショックにより一気に50万円代まで暴落しました。
ただその後は回復し、ビットコインの半減期となる5月12日では100万円付近を推移して現在に至っています。
著名人のビットコイン価格予想
自分でビットコインの価格を予想するのは難しいと思います。
ここでは、著名人の2020年の価格予想を紹介します。
アーサーヘイズ(Authur Hayes)氏は、世界最大級の仮想通貨取引所BitMEXのCEOで、日々SNSで仮想通貨に関する発言をしています。
そんなアーサーヘイズ氏はビットコインについて、「2020年末に最大で2万ドル(220万円)まで上昇する」と述べています。
彼によると、インフレや価値保存手段としての利用がビットコインの今後を左右する大きな鍵になるようです。
実際に国際情勢の悪化や経済危機の際には資産の保護を目的にビットコインが買われ価格上昇につながることも少なからずあるので、こうした点に注意して分析していきたいですね。
パオロ・アードイノ(Paolo Ardoino)氏は、海外仮想通貨取引所BITFINEX(ビット・フィネックス)のCTOです。
彼は「ビットコインは2020年末に少なくとも2万ドル(220万円)になる」と予想しています。
大手仮想通貨取引所の中核を担う著名人二人が同じような予想を出していますが、この2万ドルは今後のビットコインの価格推移を測る上で大きな指標になりそうですね。
仮想通貨の今後を分析する上で今現在の最新情報を知ることは最も大切なことです!以下から最新ニュースをチェックしましょう!
おすすめの暗号資産(仮想通貨)・ビットコイン取引所
コインチェックは、マネックスグループが運営する暗号資産(仮想通貨)取引所でコインパートナーで一番オススメの取引所です!
ビットコイン2018年の暴落の一因となったハッキング事件が起きましたが、その後マネックスグループに買収されました。
マネックスグループの運営になってからはセキュリティが改善し、現在では国内最高峰の安全性を誇ると言えるでしょう。
コインチェックのスマホアプリは、非常に使いやすく、暗号資産(仮想通貨)スマホアプリの中ではダウンロード数No.1と確かな人気があります。
また、取扱い通貨数が国内取引所では最も多い12種あり、コインチェックに登録しておくだけで様々な通貨を取引することができるようになります!
DMM Bitcoinは、日本の大手企業DMM.comが運営する国内暗号資産(仮想通貨)取引所です。
DMM Bitcoinは大手ならではの手厚いサポートと強固なセキュリティが人気を集めています。
DMM Bitcoinでは、豊富な数のアルトコインと通貨ペアでレバレッジ取引をすることができます。
また、スマホアプリは現物取引、レバレッジ取引、経済指標などの情報取集が可能なのでこれひとつあれば何でもこなせます!
GMOコインは、大手のGMOインターネットグループが運営する暗号資産(仮想通貨)取引所です。
GMOコインは、セキュリティが強く、使いやすいと評判です。
各種手数料が基本無料で、暗号資産(仮想通貨)FX専用のスマホアプリ「ビットレ君」が人気で、初心者から上級者までお勧めできる取引所です!
オリンピックと仮想通貨まとめ
今回は、2020年東京オリンピックまでに起こり得る事象と著名人の価格予想について解説しました。
ビットコインはこれから様々なイベントが起こり得ます。
その中でも注目はETFの承認に関してです。
このニュースは今後ビットコインの価格を左右するものになるので要注目です!