ビットコインアドレスとは

ビットコインアドレスとは​ビットコインの口座番号のようなものです。ビットコインアドレスは1か3から始まる34文字の英数字でできていて、公開鍵をハッシュ関数という関数にかけることで生成できます。

秘密鍵と公開鍵とビットコインアドレスの違い

秘密鍵は、自分で決めた整数の羅列です。1~2^256までの数​ならなんでもいいので、5とかでもいいです。(これだと簡単に人に知られてしまいますが)秘密鍵を知られてしまうと、資産が全て取られてしまうので、絶対に人に知られてはいけません。なので、人の意思が関与しないようにして誰にも推測できないようにしなければいけません。

そのために、まず乱数生成器によって秘密鍵を作ります。

そして秘密鍵を作ったら次にこの秘密鍵を用いて公開鍵を作ります。公開鍵は秘密鍵をハッシュ関数にかけて作ります。ハッシュ関数とは一方向の関数で、秘密鍵が分かれば公開鍵は求められるが逆は求められない関数です。

次に、求めた公開鍵を使ってビットコインアドレスを作ります。公開鍵をハッシュ関数にかけたものに、base58checkエンコーディングをして、ヘッドに1か3の文字をつけて、ビットコインアドレスが出来ます。base58checkエンコーディング​とは、ハッシュ値を見やすいように58文字の英数字で表したものです。(58文字とは数字10種、大文字小文字26×2種からl(エル)、I(アイ)O(オー)0(ゼロ)を除いたものです。)

ヘッドが1か3の文字をつけるのに、3はマルチシグのアドレスを使っていることを表します。マルチシグとは、そのアドレスからのトランザクションを​、複数の署名がないと送れないようにする技術です。​



マルチシグについて詳しくはこちらの記事を読んで下さい!

セキュリティ対策をするうえで知っておかなければならないマルチシグについて!秘密鍵がハッキングされても、秘密鍵をなくしても大丈夫ってどういうこと!?ネットショッピングやマイクロペイメントにまで影響を与える新技術を解説します。

 

ビットコインアドレスの生成・確認方法

coincheck(コインチェック)

コインチェックでの生成・確認方法としては、ログイン後ウォレットのページにあるコインを受け取るをクリックします。


その後、アドレスを作成をクリックします。(下画面にあるどちらでもかまいません。)


bitFlyer(ビットフライヤー​)

ビットフライヤーでの生成・確認方法としては、

ログイン後、出入金をクリックします。

その後、BTC お預入をクリックします。下の赤の四角で囲った部分に表示されているのがビットコインアドレスです。


気になるQ&A

ビットコインアドレスは検索・追跡可能なの?

ビットコインアドレスは、ビットコインのブロックチェーン上に取引が全て記載されているので、ビットコインアドレスがわかれば、そのアドレスにいくら入っているのか、とかそのアドレスで過去どのような取引があったか、が全てわかります。ですが、実際に取引を確認するのに、ビットコインのブロックチェーンを全てダウンロードして確認するのは大変なので、簡単に確認する方法として、blockchain.infoから確認出来ます。ここでは、ビットコインアドレスを入力すれば、そのアドレスのトランザクションの確認や、取引情報が見れます。そのほかにもblockchain.info​内では、チャートや時価総額など様々な情報が確認出来ますし、ウォレット機能もついています。

逆に言えば、ビットコインアドレスと個人情報が結び付けられてしまったら自分がどのぐらい資産を持っているかやどのような取引をしたかがわかってしまいます。

ラベルとは?

ラベルとは、外部のビットコインアドレスがどのアドレスなのかわかるようにするためのものです。例えばビットフライヤーでしたら、以下の画面で設定出来ます。何個も取引所を利用している方などで、他の取引所のアドレスが何個も存在するときにどのビットコインアドレスがどの取引所のものなのか、などがわかりやすくなるので、設定しておきましょう。


ビットコインのウォレットを使っていると毎回アドレスが変わるのですが?

ビットコインアドレスが毎回変わる理由は、プライバシーを守るためです。同じビットコインアドレスをずっと使っていると、一度取引して個人情報とビットコインアドレスを結び付けられている相手には残高がいくらあるかバレてしまいます。そのため、大きい額を持っていたらハッキングされて資産を奪われてしまうリスクもあります。そこで、ビットコインアドレスが毎回代わるようにウォレット側が設定しているためにアドレスが毎回代わるのですが、技術的にはHDウォレットというものを使っています。

​HDウォレットというものでは、一つの秘密鍵に対して、複数のビットコインアドレスを作ることが出来ます。これを詳しく説明するとかなり複雑なので、(BIP44というもので定義されています。)今回はそういうものだと定義だけ理解してください。

毎回アドレスが代わるために、受け取ったビットコインが失われてしまうのではないかという疑問を持つのもわかりますがちゃんとウォレット内に保管されていて、全てのアドレスにある額の合計値がウォレットに残金として書かれているので問題ありません。

まとめ

ビットコインアドレスについて簡単にまとめると、

・1か3から始まる34文字の英数字​で、公開鍵からビットコインアドレス​は求められるが、ビットコインアドレスから公開鍵は求められない

・ビットコインアドレスが分かればそのアドレスでの残高や取引情報は全部ブロックチェーン上で確認出来る。

・逆にビットコインアドレスと個人情報が結び付けられてしまったら自分がどのぐらい資産を持っていて、どのような取引をしたかがバレる

・​ウォレットによっては受取用のビットコインアドレスが毎回代わるが、これはプライバシーを守るためで、心配する必要はない。

ということです。