HYIP(ハイプ)では会社が飛んでしまう詐欺らしい
こんなことが言われていますし、HYIPはとてもリスクの高い投資方法です。

とはいえ、
HYIP(ハイプ)って何?」「HYIP(ハイプ)はどれくらい危険なの?
という疑問をお持ちではありませんか?

そこでこの記事ではHYIP(ハイプ)に関する疑問を、
暗号資産の専門家コインパートナー が解決します。

具体的には

  • HYIPの3種類とその仕組み
  • HYIPの危険性
  • HYIPに騙されてしまう理由

の順番にご紹介していきます。

3分くらいで読めますし、HYIP(ハイプ)に関する疑問が劇的に改善される可能性が高いので、まずはご一読を!

HYIP(ハイプ)について
ざっくりまとめると…

  • HYIPとは高利回り案件のこと
  • HYIPはネズミ構・マルチ商法・ポンジ・スキームの3パターン
  • 会社が飛んだり出金できなくなることもあり危険性が高い

HYIP(ハイプ)とは?

 HYIP(ハイプ)とは?

HYIP(ハイプ)とはHigh Yield Investement Programの略称で、高利回り案件のことを指します。

2017年頃からHYIP(ハイプ)は流行り出しました。

例として2019年には、プラストークン案件だけで詐欺被害総額4,000億も出しています。
同年6月に運営がストップして音信不通に、そして預けられていた暗号資産は返金されませんでした

このように投資していた会社が飛んでしまうなど、HYIP(ハイプ)は大きなリスクがあります

HYIP(ハイプ)は3種類!その仕組み

HYIP(ハイプ)の種類と仕組み

HYIP(ハイプ)の種類①ネズミ構

ネズミ講は違法

HYIP(ハイプ)の種類1つ目ネズミ構とは、無限連鎖講と呼ばれる違法なビジネスです。

仕組みは

  1. 他人を勧誘して高額な会員費を支払わせる
  2. その会員費の半分を自分が、もう半分を上のメンバーが受け取る

これを繰り返し、ネズミ算式に会員が増殖していきます。

特徴として、販売する商品が無い、稼ぎ方は会員費などの配当金のみなどが挙げられます。

HYIP(ハイプ)の種類②MLM/マルチ・レベル・マーケティング)

マルチ商法、

MLM ネズミ構
適法性 合法 違法
商品の有無 有り 無し
稼ぎ方
  • 勧誘することでのキャッシュバック
  • 商品の販売による利益
会員費などの配当金のみ

HYIP(ハイプ)の種類2つ目マルチ商法(MLM)とは、商品を販売するのと同時に購入者を販売員として勧誘していきます。
そして「自分が売り上げた商品が多ければ多いほど、販売員はマージンを手に入れることができる」という仕組みです。

暗号資産におけるマルチ商法(MLM)の例として、債権者2万2,369人に対する負債総額約109億4,400万円のビットマスターなどが挙げられます。

HYIP(ハイプ)の種類③ポンジ・スキーム

ポンジ・スキーム

HYIP(ハイプ)の種類3つ目、ポンジ・スキームとは「高配当」をうたい文句に、実際は「運用をせずに後から出資した人のお金をその前の出資者に回す」だけの詐欺の一種です。

暗号資産におけるポンジ・スキームの例として、被害総額4,368億円のプラストークンや、785億円を騙し取ったとされるビットクラブなどが挙げられます。

HYIP(ハイプ)はハイリスク

HYIP(ハイプ)の危険性

HYIP(ハイプ)のリスク①会社が飛んでしまう

HYIP(ハイプ)のリスク①会社が飛んでしまうことも

HYIP(ハイプ)のリスク1つ目は、自分が投資した会社が飛んでしまうことです。

HYIPを行う事業の多くは、資金を最大限集めることを目的としています。
ですので、事業が何年何十年も続けようと思っていません。

資金が最大限集まればサービスを停止し、ユーザーが預けている分の資金も持ち逃げします。
このことを会社が「飛ぶ」と表現します。

もちろんですが、HYIP案件の会社はいつ飛ぶかわかりません。
突然サービスが停止したり、サイトが閉鎖されて連絡が取れなくなることは、知っておきましょう。

HYIP(ハイプ)のリスク②出金ができなくなる

HYIP(ハイプ)②出金ができなることも

HYIP(ハイプ)のリスク2目は、最終的に出金できなくなってしまうことです。

もちろん運営中は自分の資金がどうなっているのか、サイトで確認することができます。
また預けていた資産も、日利1%など利益が上がっているように見えます

しかし会社が飛んでしまうと、預けていた資産を出金できなくなっています。
暗号資産は他の金融機関と異なり、会社が飛んでしまうと運営者の身元を特定することは不可能に近いと言われています。

また、会社が飛んでいないくても出金ができないことがあります。
例えば「△月△日以降に出金可能」などの制限が設けられていることもあり、その間に会社が飛んでしまう可能性も十分にあります

預けた資金が増えているように思えても、いつ出金不可能になってもおかしくないです。
HYIP案件では常にリスクが高いのは理解しておきましょう。

⇩現金化の詳しいやり方はこちら⇩

なぜHYIP(ハイプ)案件に騙され参加してしまうのか

HYIP(ハイプ)案件に騙されてしまう理由

HYIP(ハイプ)に騙される理由①有名人・知人を利用したセミナーなどを信じて

HYIP(ハイプ)に騙される理由①有名人・知人を利用したセミナー

HYIP(ハイプ)に騙される理由1つ目は、有名人・知り合いを利用したセミナーを信じてしまうことです。

自分の知っている人の紹介で HYIP(ハイプ)を知った場合、騙されてしまう可能性は特に高いでしょう。
特に投資経験が浅い人であれば、「信頼している友達からの紹介だから大丈夫」「あの有名人がやっているなら大丈夫」と考えてしまいがちです。

しかし紹介した本人も知識がないことがほとんどで、紹介料目当てに勧誘していることが多いです。
ですので話を聞いてみると仕組みや危険性を理解していない人が多いです。

HYIP(ハイプ)に騙される理由②冷静な判断ができなかったから

HYIP(ハイプ)に騙される理由②冷静な判断ができなかった

HYIP(ハイプ)に騙される理由2つ目は、冷静な判断ができなかったからです。

預けておくだけで権利収入のようなお金がもらえる」というシステムに魅力を感じる人も多いでしょう。

例えば、「金利が日利1%な案件に100万円預けると毎月30万円の収入が得られる
このように言われると少し現実味が湧きませんか?

しかし年間複利で計算してみると、100万円の元本がおよそ3,778万円になります。
100万円を1年間預けておくだけで、3,800万円が手に入る」と聞くと、信じられませんよね?

普通ではあり得ない配当を細分化することで、投資家の感覚を麻痺させるという、詐欺師の手段の1つです。

このようによく話を聞いてみると、高利回り案件は現実的でないことがわかります。
詐欺に引っかからないように話を鵜呑みにせず、冷静に判断できる力を身につけましょう。

⇩HYIP以外の詐欺にも注意⇩

HYIP(ハイプ)に騙される理由③分かっているのに騙されてしまった

HYIP(ハイプ)に騙される理由③分かっていたのに騙されてしまった

HYIP(ハイプ)に騙される理由3つ目は、分かっていたのに騙されてしまった、です。

最初は怪しいと思っていながらも、勧誘者の巧みな言葉にのせられて投資をしてしまう人もいます。

暗号資産業界はまだ未発達な市場ですので、怪しいトークンも多くあります
しかしほんの一握りになりますが、将来的に爆発的な上昇を見せる案件があるのも事実です。

万が一このような案件に投資する場合は、自分でリスク・リターンをしっかり考えてから投資すると後悔しにくいでしょう。
しかしHYIPのほとんどは詐欺であることが多いというのは、しっかり覚えておきましょう。

HYIP(ハイプ)の実例3つ

HYIP(ハイプ)の実例

HYIP(ハイプ)の実例①Plustoken(プラストークン)

HYIP被害例①

HYIP(ハイプ)の実例1つ目は、被害総額およそ4,368億円とされているプラストークンです。
日・中・韓を中心に、推定1,000万人が被害にあったと言われています。

プラストークンは、2018年2月にホワイトペーパーを発表し、韓国の暗号資産取引所およびプロバイダーを称していました
サービス内容はAIを活用して「出資額500$から月利10%稼げる」というものでした。

そして2019年夏に「システムメンテナンス」により業務を停止。
この案件は、暗号資産業界で最大の詐欺事件の1つと言われています。

⇩その他の事例はこちら⇩

HYIP(ハイプ)の実例②BitclubNetwork(ビットクラブネットワーク)

HYIP被害例②

ビットクラブとは、ビットコインのマイニングプールへの投資と称し、ポンジ・スキームにより約785億円も騙し取った詐欺案件です。
マイニングプールとは、複数のマイナー同士でマイニング作業を行うことを指します。

ビットクラブは「マイニング機器に投資することで大きな利益を得られる」と謳っていました。
また仕組みは、ユーザーが他のユーザーを勧誘することで、紹介者が利益を得られるというものでした。

ビットクラブは、2019年12月に運営者3人が逮捕されています。

HYIP(ハイプ)の実例③PGA(プランスゴールドアービトラージ)

HYIP被害例③

PGAとは2020年5月に出た、月利20%で利益が出せると謳っていたポンジ・スキームです。

サービス内容は

  • 暗号資産を独自方法で運用して利益を出す
  • 元本がいつでも引き出せる
  • 紹介報酬が3種類と豊富

というもので、人気がありました。

しかし2020年10月に出金停止となっています。
また2021年初頭まで出金ができない可能性があるとのことです。

HYIP(ハイプ)での利益は税金がかかるの?

HYIP(ハイプ)による利益は税金がかかるのか

HYIP(ハイプ)での利益は雑所税に

HYIP(ハイプ)は仮想通貨投資の1つなので、利益が出れば確定申告をする必要がある

HYIP(ハイプ)で発生した利益は雑所得に分類されるので、年に20万円以上利益が出れば確定申告が必要です。

HYIP(ハイプ)は仮想通貨の投資方法の1つなので、仮想通貨で得た利益と同様に税金がかかります

例えば日利1%のHYIP(ハイプ)案件であれば、20日運用した時点で確定申告は必須となります。

⇩確定申告の詳しい説明はこちら⇩

HYIP(ハイプ)に関するQ&A

HYIP(ハイプ)に関するQ&A

危険なHYIPの見分け方は?

Q&A①

大きな特徴として、異常な利率が挙げられます

特にどのように稼いでいるのか、よく分からないような案件はリスクが高いです。
例え日利1%でも、1年間で365%と異常な利率になります。

また事業目的が投資やマイニングなどのもは注意が必要です。

ネズミ構とマルチ商法(MLM)の何が違うの?

ネズミ構とマルチ商法の違いは?

ネズミ講は違法、マルチ商法は制限付きの合法なビジネスです

HYIP(ハイプ)のまとめ

いかがでしたか?

今回は

  • HYIPの3種類とその仕組み
  • HYIPの危険性
  • HYIPに騙されてしまう理由

の順番にご紹介していきました。

仮想通貨の投資方法の1つであるHYIP(ハイプ)は危険性が高いことが分かったのではないでしょうか?

HYIP案件はいつ飛んでもおかしくない詐欺案件なので、オススメできません!
万が一誘われても、冷静に見分けられるようになりましょう。

HYIP(ハイプ)について
ざっくりまとめると…

  • HYIPとは高利回り案件のこと
  • HYIPはネズミ構・マルチ商法・ポンジ・スキームの3パターン
  • 会社が飛んだり出金できなくなることもあり危険性が高い