「日本円をUSDTに換金するときは、どうやるのが一番効率良いんだろう?」
「日本でUSDTを換金する時はどの取引所を使えば良いの?」
海外取引所を使用するときには、USDTを基本の通貨として運用する場合が多いと思います。いざ日本の取引所から送金しようとすると、どこも取り扱っていないので困りますよね。
そこで今回は、日本円をUSDTに換金する際に一番効率の良い方法と、換金におすすめの取引所を紹介します!
ぜひ最後までご覧ください。
この記事を読んでわかること
日本円をUSDTに換金する4ステップ
日本円をUSDTに換金したい場合は、以上の4ステップで簡単に換金することができます。
USDTは国内取引所での取り扱いがないので、日本円で直接購入することができません。まずは国内取引所でETHなど別の通貨を購入し、BTCCなど手数料割引のある海外取引所へ送金してからUSDTに換金します。
これで換金は完了です。
通貨名(通貨単位) | Tether(USDT) |
価格 | $1 |
時価総額ランキング | 3位 |
発行枚数 | 116,079,124,154 USDT |
公式サイト | 公式サイト |
USDTは、ドルと連動するステーブルコインです。Tether Limited社が米ドルや米国債などを担保に発行しており、USDと価格が連動しているペッグ通貨としてビットコイン・イーサリアムに続いて時価総額は3位となっています。
ステーブルコインの中では最も時価総額が多く、たくさんの方に使われていることがわかります。
実際に海外では、仮想通貨取引において基軸通貨としてUSDTが使用されている状態です。
USDT(テザー)を保有するメリット
USDTはドルと連動しています。そのため、円安が続けば自然と日本円へ換金したときに資産が増えている状態になります。
もしもUSDTが発行され始めた当初から保有していれば、今では約1.5倍の資産になっています!
仮想通貨を海外取引所で運用しようと思っている方は、法定通貨のドルではなくUSDTを保有するのがおすすめです。
仮想通貨全般に言えることですが、仮想通貨は一般的にブロックチェーン技術を使用した透明性の高いウォレットに保管されます。
そのため銀行や自己保管などの中央管理を利用しなくても安全に保管することが可能です。もちろん、100%安全というわけではありませんが分散管理や自主的な詐欺対策などを行うことで、自身の資産を自身の手である程度守ることができます。
海外取引所やDeFi・DEXでの運用を考えるときに、ドルと連動した通貨であるUSDTを基軸通貨として考えるところがほとんどです!
そのため、USDTを持っておけば、サービスにアクセスしてそのまま運用を始めることもできます。
海外取引所の先物取引はUSDTペアをどこも採用しているので、とりあえずUSDTを持っていれば運用をスムーズに進められるでしょう。
USDT(テザー)を保有するデメリット
USDTは、Tether Limited社が米ドルや米国債を担保に発行している仮想通貨ですが、発行しているのが企業のため何かしらのトラブルによってペッグが外れてしまう可能性があります。
実際、2022年にUSDT発行の際の準備資産を公開したところ、流動性が低くて米ドルに換金するときに価値がつきにくいような資産があったとして話題になりました。現在は資産信頼性を強化するとして担保付融資を0にするなどの行動をとって信頼回復に努めています。
その他にも、別のステーブルコインのペグが外れたり、ステーブルコイン自体の信頼に関わる事象が発生したときに一時的にペッグが外れる可能性があることも視野に入れておきましょう。
現在の国内取引所では、USDTを扱っている取引所はありません。
そのため、USDTを購入するには海外取引所に別の仮想通貨を送金し、その通貨とUSDTを交換する必要があります。
同様に、運用が終わって出金したい場合もUSDTを国内取引所で扱っている別の通貨と交換して、日本円に換金する必要があるのでビットコインなどと比べて少し手間がかかります。
USDTの有効活用
USDTの運用方法の一つとして、海外取引所でのレバレッジ取引は欠かせません。国内取引所で2倍までのレバレッジ取引しかできないため、レバレッジ上限の高い海外取引所で運用をしたい場合はUSDTを基本として持っておくのがおすすめです。
BTC/USDTやETH/USDTなどのメジャー通貨はもちろん、マイナー通貨にもUSDTペアを取り扱っているところは多いです。
そのため、海外取引所でレバレッジ取引を行うのはUSDTの運用方法として有効だと考えられます。
海外取引所では、国内取引所のレンディングのように、特定の仮想通貨を保有しているだけで報酬をもらえるステーキングというシステムがあります。
USDTを取引所にロックアップ(預け入れ)することで、報酬としてUSDTを数%手に入れることができます。ステーキングのデメリットとしては、預け入れの最中に暴落が起きてもその資産を売買できないというところにあります。
だたUSDTにおいては、ステーブルコインと円安という要素から考えるとあまりデメリットにならないことがわかります。
イールドファーミングとは、UniswapやCompoundなどのDeFiに暗号資産を預けて流動性を提供し、金利や手数料を報酬として得るシステムのことです。
この時、預けている仮想通貨自体の価値が減ってしまうために元本割れやインパーマネントロスが発生しますが、USDTは限りなく1ドルに近い価格で連動しているので、そこまで心配しなくても大丈夫でしょう。
正式名称 | BTCC |
設立年月 | 2011年6月 |
運営拠点 | イギリス |
最大レバレッジ | 225倍 |
取扱通貨数 | 200種類以上 |
BTCCは2011年設立の、世界最古の仮想通貨取引所です!
最大レバレッジ225倍や、200種類以上ある取扱通貨の数も強みの一つとなっています。手数料体系にVIPプログラムを採用していて、取引手数料は0.045%から最大0.01%まで割引になるのも強みです!
VIPレベルの条件は口座内資金か取引量のどちらかを達成すれば良いので、他の取引所に比べてかなり優しい設定となっています!
コイン交換(ETH→USDTを一瞬でコンバートする取引)手数料の割引や、出金手数料の割引もあるため、USDTへの換金をどの取引所でするか迷っている方はBTCCがおすすめです!
USDT(テザー)の購入/換金方法
日本円をUSDTに換金するには、海外取引所でUSDTを購入する必要があります。
海外取引所は日本円での入金を対応していないので、国内取引所で別の暗号資産(BTCやETH)を購入してから海外取引所に送金しなければなりません。
そのためにまずは、bitbank(国内取引所)の口座開設から始めましょう。
bitbankの口座開設が完了したら次は、海外取引所でUSDTに換金するためにETHを購入します。
このETHを換金するため換金したい額と送金手数料を合わせたETHを購入しましょう。
bitbankでのETH購入が完了したら、次はBTCC(海外取引所)の口座を開設します。
それができたら、次にbitbankで購入したETHをBTCCへ送金しましょう。
送金が完了したら、そのETHを使用してBTCCでETH/USDTのコイン交換、または現物取引を行いましょう。
これで日本円のUSDTへの換金は完了です。
もしもUSDTでの運用が終わり、出金したくなったら今までの説明を反対から行います。
海外取引所でUSDTをETHに変更し、国内取引所に送金、その後ETHを日本円に換金すれば完了です!
口座開設さえ完了していれば、USDTと日本円の換金は2分ほどで完了するはずです。
主に暗号資産取引所を利用します。
国内取引所ではUSDTの取り扱いをしていないので、海外の取引所で別の暗号資産を購入・送金し、国内取引所で日本円に換金する流れが一般的です。
USDT(テザー)は、米ドルと連動したステーブルコインで、時価総額3位と暗号通貨市場で広く使用されています。
現在、日本の取引所でUSDTを取り扱っているところはありません。
直接日本円でUSDTを購入する方法は現状ありません。別の仮想通貨を購入し、海外取引所へ送金することで、間接的に日本円でUSDTを購入することができます。
USDT(テザー)/日本円の購入・換金のまとめ
日本円をUSDTに換金するときは、国内取引所と海外取引所を両方使用する必要があります。
ただ、USDTを持っていれば円安の今はヘッジになりますし、国内と海外両方の取引所の口座を持っていればすぐに日本円に換金することができます。
ステーキングやイールドファーミングなどの運用方法もありますし、安定した運用とレバレッジ取引などのトレーダー向けの運用両方ができる通貨なので、少しでも興味のある方は日本円からUSDTへの換気を行ってみてはいかがでしょうか!