クアントは「Openledger2.0」というOSを使い異なるブロックチェーンを繋ぎ、一元管理できるようにするプロジェクトです。すでに大企業と提携しており、2022年中に高騰が期待できる通貨です。
今後の伸び代を期待できるのでれば、早めに購入しておきたいですよね。
今回の記事では、クアントの特徴や将来性、今後の価格予想などを詳しく解説していきます。
この記事をざっくりとまとめると⋯
クアントは2018年6月に公開されたプロジェクトで現在時価総額70位です。上限のほぼすべてが発行済みであり、海外取引所のバイナンスやKucoinなどで購入することができます。
クアントのブロックチェーンではクアント(QNT)が利用料金として用いられ、2021年には価格が大きく上昇して注目を集めました。
すでにAmazonやOracleなどの企業とパートナー関係にあり、プロジェクトの信頼性も高いです。
似た名前の仮想通貨にクアンタム(QTUM)がありますが、全く異なる通貨なので混同しないようにしましょう。
名称/単位 | Quant/QNT |
リリース時期 | 2018年6月 |
価格 | ¥12,866 |
時価総額 ランキング |
70位 |
発行上限 | 14,612,493QNT |
コンセンサス アルゴリズム |
- |
公式サイト |
次からは、クアントの特徴について詳しく解説していきます。
クアントの主な特徴
クアントは異なる通貨のブロックチェーン同士をつなぎ、連携できる特徴があります。また、クアントの取り組みは世界的な大企業も評価しており、将来性も期待されている通貨と言えるでしょう。
クアントでは「Openledger2.0」というOSを提供しています。
Openledger2.0は、独立したブロックチェーンのdAppをつないでクロスプラットフォームのmAppに変換し、それぞれの連携をできるようにします。
従来は複雑な手順で連携していましたが、Openledger2.0の登場によって、簡単にできるようになりました。
Openledger2.0の登場によって、各通貨の特性を活かしたトランザクションができるようになります。
例えば、ステラのブロックチェーンでトランザクションの管理を行いながら、イーサリアムのスマートコントラクトを利用するなど、通貨の枠を超えて活用することが可能です。
クアントではすでにビットコインやイーサリアム、リップル、ステラ、EOS、IOTAなどのメジャーな仮想通貨と連携しており、今後も増えていくことが期待されています。
クアントは、2019年3月にAmazonのクラウドサービスであるAWSとのパートナー契約を締結したことを発表しました。これにより、AWSのユーザーはOpenledger2.0によるブロックチェーン連携システムを利用できるようになります。
さらに、データベースを提供するOracle社のCEOであるGilbert Verdian氏も、クアントと緊密なパートナー関係を築いていることを発表しています。
大手企業とも提携しており、信頼性の高いプロジェクトと言えるでしょう。
クアントの将来性
クアントは今よりも発展する余地を残しています。この見出しでは、どのような点に将来性があるかを詳しく解説していきます。
クアントはTwitterや公式サイトで、ニュースやプレスリリースなどの情報を積極的に発信しています。
アルトコインでは、開発をやめたために価格が暴落することがたまに起こりますが、クアントでそうしたことが起こる可能性は限りなく低いと言えるでしょう。
頻繁に更新されるので、クアントを購入された際にはぜひチェックしてみてください。
クアントの持つ特徴が、他の通貨が抱える問題を解決することを期待されています。
例えば、近年イーサリアムのスケーラビリティ問題やガス代の高騰が指摘されていますが、クアントが他のブロックチェーンとの連携をサポートすることで、解決できる可能性もあります。
今後、仮想通貨のトランザクションは増加すると考えられており、クアントは欠かせない存在になってくるでしょう。
クアントはバイナンスやバイビットといった取引所には上場しているものの、HuobiやKraken、また日本の国内取引所には上場していません。日本国内での一般的な知名度はまだ低いのが現状です。
よって、今後開発が進み今よりも多くの人への周知されることの、伸びしろがあるとも考えられます。
アルトコインFXのおすすめ取引所を解説した記事はこちら↓
クアントは2021年1月〜5月まで「1QNT = 35ドル〜45ドル(約4,000円〜5,000円)」の間を推移していましたが、6月頃から高騰を始め9月10日には最高値の「1QNT = 376.5ドル(約43,299円)」を記録しました。
現在は最高値から大きく下げ「1QNT = 100ドル〜150ドル(約11,500〜18,000円)」の間に落ち着いています。
今は下降トレンドですが、底打ちにも見える形もしています。今後、直近の高値を超えて上向きの線を描き出した時には、大きな上昇も期待できるかもしれません。
ここでは、クアントの購入におすすめの取引所や、実際の購入方法を解説していきます。
クアントは、海外取引所のバイナンスで取り扱いがあります。バイナンスは世界でもっとも利用されている取引所あり、取引手数料も低い水準です。
バイナンスでは国内取引所にはない銘柄も多く取り扱っており、ステーキングやデリバリティブ取引などサービスも幅広いです。まだ、アカウントを持っていない人は、ぜひ下記のリンクからチェックしてみてください。
クアントを買うには、バイナンスにビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を送金する必要があります。まずは国内取引所のアカウントを開設して、仮想通貨を手に入れるところから始めましょう。
仮想通貨の送金の際には、入出金手数料が無料のGMOコインがおすすめです。
他の国内取引所ではビットコインの送金手数料が「0.005BTC(約2,250円)前後」かかり、かなりの負担となるので、GMOコインを利用することで大きく節約することが可能です。
クアントは、バイナンス以外ではバイビットやKucoin、Bittrex、Gate.ioなどでも取り扱いがあります。
今後はさらに多くの海外取引所でも購入できるようになるでしょう。
クアントの注意点
ここでは、クアントを購入する前に知っておくべき注意点をお伝えします。
異なるブロックチェーンをつなぎ連携できるようにするプロジェクトには、Cosmos(ATOM)やポルカドット(DOT)などの類似プロジェクトも存在します。クアントにも競合先があることは覚えておきましょう。
クアントの競合先に対する強みとして、OSで複数のブロックチェーンを一元管理でき管理コストを削減できる点があります。
競合先に対する優位性を発揮しシェアを獲得できるかどうかが、クアントの未来を左右してくると考えられます。
クアントは国内取引所では取り扱いがないので、海外取引所で購入することになります。
当たり前ですが、海外取引所は日本とは違うルールで運営されています。国の規制や出入金、アカウントへログイン時のトラブルなど、海外取引所のリスクを受け入れた上で使用することが求められます。
クアントが行うプロジェクトはスケーラビリティ問題やガス代の高騰など、仮想通貨業界が抱える問題を解決することが期待されています。大企業も注目しており、将来性も高いと言えるでしょう。
一方で、競合プロジェクトがいくつかある中で、優位性を発揮していけるかも今後重要となるポイントです。
現在クアントは安値圏にあり買いやすい価格にもあります。中長期の投資目的で購入してしばらく寝かせておくのも面白いかもしれません。バイナンスやバイビットなどの取引所でアカウントをお持ちの方は、ぜひ購入を検討してみてください。