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iEx.ec(RLC)はイーサリアムのスマートコントラクトを利用した、企業向け分散型コンピューティングプラットフォームです。
通貨名(通貨単位):iEx.ec(RLC)
公開日:2017年1月
承認アルゴリズム: Proof-of-Contribution (PoCo)
発行上限枚数:86,999,785 RLC
取扱取引所:Binance、HitBTC、Bittrex
公式サイト:https://iex.ec/
公式ツイッター:https://twitter.com/iEx_ec
ホワイトペーパー:https://iex.ec/whitepaper/iExec-WPv3.0-English.pdf
ソースコード:https://github.com/iExecBlockchainComputing
blockchain explorer:https://etherscan.io/token/RLC
bitcointalk(フォーラム):https://bitcointalk.org/index.php?topic=1746241.0
公式ブログ:https://medium.com/iex-ec
公式フォーラム(Slack):https://slack.iex.ec/
iEx.ecはイーサリアムのスマートコントラクトを用いて開発されたDAppを利用することで分散型クラウドコンピューティングを可能にするブロックチェーンプラットフォームです。プラットフォームの参加者にはストレージや計算リソースを提供する人と、それを利用する人の二種類が存在しており、全者にたいして後者は利用料を支払うことで利用できるようになります。
この技術によって、これまではAWS(AmazonWebService)やMicrosoftAzureといった大企業に高額の利用料を払わなくては利用できなかった高度なデータ分析などを、より安価かつ安全に利用できるようになる、という点にあります。
このプロジェクトの主要な開発者に、2017年中国で最もクリエイティブな100人に選ばれたHaiwu HE氏がいます。
Just selected as "100 Most Creative People in China 2017 " for Blockchain innovation @iEx_ec pic.twitter.com/oscpWTjF1n
— Haiwu HE (@hehaiwu) August 11, 2017
Haiwu HE氏はクラウドコンピューティング技術を10年以上研究してきた中国精華大学出身の研究者で、フランス国立情報学自動制御研究所と共同でiEx.ecのプロジェクトを立ち上げました。
また、中国の国立情報研究所と国立中央研究所も開発に協力しており、開発力の点では申し分ないでしょう。
iEx.ecのロードマップはこのページから確認できます。2021年までの壮大なロードマップですが、その各目標を予定通り進めているのがiEx.ecのスゴいところです。
こちらがRLC/USDのチャートになります。1ドル未満の草コインとして2017年11月までは価格が推移していましたが、年末から新年にかけてのバブルで4.5ドルまで高騰。その後暴落し、2018年4月現在は1.5ドル前後を推移しています。
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iEx.ecのプロジェクトが開発している技術そのものは非常に将来性が高いと思われます。ですが、プロジェクト全体の将来性についてとなると、少し話が変わってきます。というのも、この「ブロックチェーンを利用した分散型クラウドネットワーク」の分野は既にさまざまなプロジェクトが立ち上がっており、レッドオーシャンとなっているためです。特に、同じEthereum系列のGolemは知名度の面でかなりの強敵だといえるでしょう。
ただし、それらのプロジェクトはどれも開発が思うように進んでおらず、ロードマップに遅延が生じるなどの問題が発生しており、完全な実装までこぎつけたプロジェクトはありません。ですから、開発力の強さとマーケティングを活かすことによってほかのプロジェクトから頭一つ抜けた存在になることも十分考えられるでしょう。
iEx.ec(RLC)の特徴をまとめると次のようになります。