4月に入り仮想通貨市場を牽引してきたビットコイン(BTC)・リップル(XRP)市場にて、大口投資家「クジラ」の存在感が大きくなりつつある
オンチェーンデータ分析を行うSantimentによれば、ビットコイン市場において「クジラ」による大規模な蓄積が続いているとともに、リップル(XRP)市場では巨大「クジラ」の数が増加傾向にあるという。そんな両通貨の今後中短期的な大幅な価格に注目が集まっている。

リップル(XRP)、ビットコイン(BTC)の両市場で「クジラ」が活発化|さらなる価格上昇へ仮想通貨市場を牽引

ビットコイン(BTC)・リップル(XRP)の両市場が、その勢いを加速させている。

オンチェーンデータ分析を行う大手Santimentが、ビットコイン及びリップル(XRP)のネットワーク関連データを報告。当該報告によると、いずれの市場でも大口投資家「クジラ」の存在感が大きくなりつつあるようだ。

まず、ビットコイン市場について、Santimentは「クジラ」の蓄積を指摘する。

「超大規模な「ビットコインクジラのアドレス(=10,000BTC以上保有)」は、約2週間前に史上最高水準に到達した後、価格が変動するにつれてより豊かになり、依然として蓄積され続けています…。4月5日以降、これらのアドレスだけで合計「約90,000 BTC(=約49億2,000万ドル)」が追加されています。」

過去数日間でビットコイン価格が大幅な調整段階に入ったのとは裏腹に、「10,000BTC」以上のビットコインを保有する「クジラ」たちは依然として大規模な蓄積を継続しているという。ビットコインクジラのアドレス数の変化について、Santimentは上記のように説明している。

リップル(XRP)価格は長らくの難関「1ドル」突破以降は順調な推移、さらなる価格上昇へ準備段階か

また、今月半ば頃よりビットコインに追随するかのように大幅な価格上昇を記録し、コミュニティを大きく盛り上げたリップル(XRP)市場でも、「クジラ」の動きは強まる。

(Source:https://dailyhodl.com/2021/04/30/bitcoin-and-xrp-whales-are-in-buy-mode-five-altcoins-appear-ready-to-rally-santiment/)

上記データからも明らかなように、リップル(XRP)市場における「クジラ」は大規模な購入を継続的に行っている。加えて4月23日以降、「1,000,000XRP」以上を保有する「19」ものアドレスが新たにネットワークに参加したことも報告されている。
この点について、米仮想通貨メディアdailyhodl.comは、「さらに上向きの圧力がかかると、リップル(XRP)は年次最高価格を上回る領域へと押し上げられる可能性が高い」と取り上げるなど、仮想通貨業界からのリップル(XRP)に対する期待は日に日に大きくなり続けている。

無料アプリから最短3分で登録

この記事は、dailyhodl.comの「Bitcoin and XRP Whales Are in Buy Mode, Five Altcoins Appear Ready To Rally: Santiment.」を参考にして作成されています。