「フィスココインが急騰しているらしい」
こんなことが言われていますし、確かにおよそ半年で14倍も値上がりしています。
とはいえ、
「フィスココインってどんな通貨?」「フィスココインの将来性はあるの?」
という疑問をお持ちではありませんか?
そこでこの記事ではそんなフィスココインに関する疑問を、
暗号資産(仮想通貨)の専門家コインパートナーが解決します。
具体的には
の順番にご紹介していきます。
3分くらいで読めますし、フィスココインに関する疑問が劇的に改善される可能性が高いので、まずはご一読を!
仮想通貨フィスココインを
ざっくりまとめると
フィスココインを保有したい方は
発行主体 | 株式会社フィスコ |
通貨単位 | FSCC |
発行総数 | 5,000万枚(追加発行なし) |
最小取引単位 | 0.00000001FSCC |
フィスココインとは、株式会社フィスコがブロックチェーン技術を用いて発行した独自のトークンです。
開発目的は、価値の希薄化(ダイリューション)を防ぐことでの価値の向上・安定です。
そのため、発行枚数が5,000枚で追加発行の予定はありません。
フィスココインは実験段階で、国内の上場企業で社外に向けたトークン発行は初めてになります。
フィスココインではCounterparty(カウンターパーティ)と呼ばれる、ビットコインのブロックチェーン 状に作られたプラットフォームを利用しています。
そうすることで独自のブロックチェーンを用いずに、独自のトークンを発行することができます。
またカウンターパーティを利用するには、ごく少量のビットコイン(BTC)が必要とされています。
そして取引承認アルゴリズムは、独自のPoBが使われています。
⇩カウンターパーティについて詳しく知りたい方はこちら⇩
発行元のフィスコ社では、フィスココインの発行の際には株主優待制度がありました。
内容としては、2016年12月期中間期末に株式を保有している株主に対して「株式の保有数に応じてフィスココインを配布する」というものでした。
また2017年6月も同様に、フィスコ暗号資産取引所のアカウントを解説するだけでフィスココインが貰えました。
しかし2017年8月に株主優待制度の変更があり、株主を保有することでフィスココインが貰えるという優待はなくなってしまいました。
フィスココインは利用範囲が拡大していきます。
2020年末に、ステーキングアプリなど3つのアプリケーションが順次リリースされます。
ステーキングとは、売買せずに通貨をウォレットで保有するだけで報酬(金利)を得られる仕組みです。
フィスコのステーキングアプリでは、フィスコ保有者がフィスコの子会社であるFDAPに貸し付けることで、ステーキング報酬として金利が得られます。
(参考:Coinpost「フィスコ、FSCCの利用拡大へ」)
フィスココインの上げがうらやましい。4月までnemと同じ5円位だったんだぞ!今70円て事は14倍。
— プチ投資家フリーランス鳶職人 #愛国🎌#Symbol⭐️ #NEM☀️#えなこ🌙#靖國護持 (@jun710nem) November 21, 2020
symbolに期待しよ!✨#nem #symbol#FSCC pic.twitter.com/7li5orxwUX
この3つのアプリケーションのリリース直前ということもあり、値上がりを見せています。
フィスコ社は暗号資産の経済圏を築くというビジョンがあり、サービス拡充は今回だけでない可能性が高いです。
ですので今後も価格が上がるチャンスはあるでしょう。
サービス拡充に期待
フィスココインは他の暗号資産と比べて、価格の暴落が起こりにくいと考えられてます。
というのもフィスココインは発行枚数が5,000万枚と少なく、そのうちの多くを発行主体のフィスコ社が保有しています。
またすでに、追加の発行はロックするとされています。
これらのことから、価値の希薄化は起こりにくく、他の暗号資産と比較して価格が安定すると考えられています。
フィスココインはビジョンが明確で、トークンエコノミー(暗号資産経済圏)を築こうとしています。
トークンエコノミーとは、トークン(暗号資産)によって構築される経済圏のことです。
このトークンエコノミーにおいて、円やドルなどの法定通貨を介さずに様々な取引が可能になります。
そして発行元のフィスコ社は、今後暗号資産プラットフォームを形成していく第一歩として、フィスココインを実験的に発行していました。
フィスココインの今後に期待
⇩トークンエコノミーについて詳しく知りたい方はこちら⇩
2020年12月時点で、フィスココインを扱っている取引所はZaif(ザイフ)しかありません。
そのためCoincheckなど他の暗号資産取引所を利用されている方も、Zaif(ザイフ)で口座開設しなければ、フィスココインを購入することができません。
⇩Zaif(ザイフ)について詳しく知りたい方はこちら⇩
フィスココインは中央集権的になる可能性があります。
フィスココインは、フィスコ社によって発行されているトークンです。
そして、フィスココインの価値・信頼は、必然的にフィスコグループの動向によって左右されます。
また、フィスココインの多くをフィスコ社や株主が保有しており、市場流通量も1,100万枚ほどになると予想されています。
ですのでフィスコ社の持つ力が大きく、中央集権的になることが考えられます。
⇩暗号資産における中央集権について詳しく知りたい方はこちら⇩
2020年12月時点で、フィスココインを購入するにはZaif(ザイフ)で購入するしか方法がありません。
Zaifは、取引手数料が安く、また国内有数の現物取引量を誇ります。
国内ではZaifでしか扱っていないというような通貨もあり、フィスココイン以外の取引もしたいという方にオススメです。
⇩Zaifの口座開設方法はこちら⇩
発行枚数は5,000万枚で、追加発行はありません
実際の市場には1,100万枚流通していると言われています。
またフィスココインの多くは、発行元のフィスコ社が保有しているとのことです。
2020年12月時点でフィスココインは、Zaif(ザイフ)でしか購入できません
2020年8月にフィスコ取引所がZaifに統合されたことで、現時点ではZaifのみフィスココインを扱っています。
いかがでしたか?
今回は
の順番にご紹介していきました。
以上のことからフィスココインの将来性などを知ることができたのではないでしょうか?
フィスココインは流通量が限られており、そのうちの多くは発行元のフィスコ社が保有しているので中央集権的になる恐れがあります。
しかし2020年末には3つのアプリケーションがリリースされるので、価格はもう少し上がると予想されています。
気になっている方は今後もフィスココインの動向を追っていきましょう。
仮想通貨フィスココインを
ざっくりまとめると
フィスココインを保有したい方は