リップル社のCEOであるBrad Garlinghouse氏は、リップル(XRP)が中央銀行デジタル通貨(CBDC)の鍵となる仮想通貨になると考えている。

同氏は、XRPが中央銀行デジタル通貨(CBDC)の抱える問題を解決する理想的な存在になると述べている。

リップル(XRP)は中央銀行デジタル通貨の鍵となる仮想通貨

The Scoopのインタビューでリップル社のCEOであるBrad Garlinghouse氏は、リップル(XRP)が中央銀行デジタル通貨(CBDC)の鍵となる仮想通貨になると述べている。

同氏は中央銀行がデジタル通貨を立ち上げ始めると、流動性の問題や通貨間の互換性が困難になる可能性があると指摘している。

そのため、クロスボーダー取引を強力にし、ある通貨を別の通貨に交換するためのブリッジ通貨として使用できるXRPが、デジタル通貨の鍵になると考えている。

XRPのポイントは、ブリッジ通貨になることだ。
つまり、デジタル通貨の米ドルを使用している場合でも、ブラジルレアルやオーストラリアドルのデジタル通貨に変える必要がある。
リップルの特徴は、XRPと米ドル、XRPと豪ドルの間で多くの効率性と流動性を可能にすることだ。
ステーブルコインを使うだけでは、XRPが解決している問題を解決することはできない。
非常に効率的でスケーラブルなブロックチェーンであるXRPはそれに適している。

さらに同氏は、リップル社が将来的に国境を越えた決済の分野に進出する方法を模索していると述べている。

私たちは他の垂直市場(特定ニーズに特化した市場)にも参入していくつもりであり、単にクロスボーダー決済のソリューションになるだけではない。
顧客のビジネスの成長と拡大を支援したいと考えており、ODLやLine of Creditがそれを可能にする。
確かに垂直市場に目を向けていますが、その市場というのは、もしかしたら保険かもしれないし、貿易金融かもしれない。
ブロックチェーン・テクノロジーが摩擦を減らし、取引の効率を向上させるために役立つ例は他にもたくさんある。

果たしてリップル(XRP)は中央銀行デジタル通貨(CBDC)の鍵となるのだろうか、今後の展開に注目したい。

\無料アプリを使って/

暗号資産(仮想通貨)のニュースを逃さずチェック

この記事はTHE DAILY HODLのXRP Could Be Key Crypto Asset in Digital Dollar Revolution, Says CEO Brad Garlinghouse」を参考にして作られています。