決済サービス大手のPayPalは、仮想通貨サービスの利用を希望するすべてのアメリカユーザーに対して購入、販売、保有の諸サービスを解禁した。
同社は10月から段階的にサービスの開始を始めていたが、これでアメリカ国内で正式にサービスが開始されたこととなる。
PayPalは先月、顧客がPayPalで仮想通貨の売買や保管ができるようになるとの計画を発表し、業界を騒がせていた。
今月初めの段階で、同社CEOのDan Schulman氏は決算説明会において、顧客の10%しかサービスにアクセスできていないことを明らかにしていた。
しかし今回の発表で、アメリカの顧客はすべてサービスを利用できることになった。
アメリカのPayPalアカウントをお持ちの方は、PayPalを通じて直接仮想通貨を売買できるようになりました。
PayPal just enabled crypto purchasing for all eligible US customers. I got a notification and here’s what it looks like in the app. pic.twitter.com/bKURuq2H3w
— Eric Conner (@econoar) November 12, 2020
このサービスに多くの需要が見込まれた結果、PayPalは仮想通貨の購入制限を10,000ドルから20,000ドルに引き上げている。
アメリカのPayPal顧客はビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、Bitcoin Cash(BCH)、Litecoin(LTC)を使って、同社の世界中の2600万の加盟店から商品を購入することが可能となる。
同社は、来年初めにVenmoアプリと海外の顧客にサービスを拡大する計画だ。
PayPalのアメリカでのサービス開始による、業界への火付けを期待していきたい。
\無料アプリを使って/
この記事はZyCryptoの「All Eligible PayPal Account Holders In The U.S. Can Now Buy And Sell Bitcoin」を参考にして作られています。
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 Takahashi