仮想通貨ビットコイン(BTC)は、執筆現在(103116時半現在)も13,600ドル(約142.3万円)付近を推移しており、なんとか好調をキープしている。

その一方、アルトコイン市場はビットコイン(BTC)と比較するとやや低迷が続いている形だ。

そんなアルトコインについて、ある著名アナリストが「中期的な底を形成している可能性がある」と指摘した。

 好調のビットコイン(BTC)の裏で低迷続くリップル(XRP)らアルトコイン、アナリストの見解は

今月半ばの大幅な価格上昇以降、安定的な推移を継続している仮想通貨ビットコイン(BTC)だが、その一方で、アルトコイン市場はその好調の波にのりきれずにいる。

アルトコイン市場からビットコイン(BTC)市場への大量の資金流入が指摘されるなど、アルトコイン市場は不安定な状態にある。

特に、リップル(XRP)は苦しい展開が続いており、なかなか上昇へと転じることができていない。

そんなアルトコイン市場について、著名仮想通貨アナリスト「The Crypto Dog📈」氏(@TheCryptoDog)は、「中期的な底」を指摘する。

「過去数週間、ビットコイン(BTC)が上昇傾向にある中、アルトコイン市場全体は非常に苦しい傾向が続いていました。しかし、私は、アルトコインのこの弱気な傾向があまりに長く続くことはないと考えています。もちろん、私の意見が間違っている可能性もありますが、アルトコインのマイナスな動きは、実際にはここから小さくなっていくでしょう。そして、これらのコイン(=アルトコイン市場全体)は上方へと動き出すと思います。私は今も大切なアルトコインを保有し続けており、アルトコインについては楽観的です。

(Source: Trading.View「XRP/USDT」)

実際、仮想通貨リップル(XRP)の価格チャートを見てみると、ローソク足の下ヒゲが長くなっていることが分かり、強気派がこの下落で押し目買いをしたと考えられる。

(Source: Trading.View「ETH/USDT」)

さらには、イーサリアム(ETH)20日間EMA(385ドル)を下回ったものの、強気派は依然として50日間SMA(370ドル)のサポートラインを守ろうとしている。

さらに、上昇トレンドラインも50日間SMA付近にあり、ここから反発する可能性は十分にあるだろう。

もちろん、リップル(XRP)・イーサリアム(ETH)をはじめとしたアルトコイン市場はいまだ不安定な状態にあり、完全に強気市場を形成しているとは言い難いが、一時に比べれば徐々に上昇基調にのりつつある兆しが見え始めているのも事実だ。

ビットコイン(BTC)市場が好調を維持しているだけに、それにアルトコイン全体が追随できれば、ここから年末にかけて仮想通貨市場全体が盛り上がっていくことは間違いないだろう。

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この記事は、bitcoinist.comの「ANALYST: ALTCOIN DOWNSIDE EXTREMELY LIMITED AS BITCOIN REMAINS STABLE.」を参考にして作成されています。