リップル社CEO「PayPalは仮想通貨の信条を失望させた」

世界最大手の決済会社PayPalは昨日、アプリ内で仮想通貨の売買を始めると発表。

具体的に取り扱う通貨は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)の4銘柄となっており、その中にリップル(XRP)は含まれなかった

そんなPayPalに対して、リップル社CEOであるBradGarlinghouse氏は仮想通貨界に参入することは素晴らしいと褒めつつも不信感をあらわにしている。

2歩前進、1歩後退… 支払いのパイオニアが身を乗り出しているのを見るのは素晴らしいことですが、いくつかの仮想通貨の基本的な信条/利点を失望させています。 PayPalは(それを待つ…)規制の不確実性を懸念しており、さまざまなレベルでの展開に影響を与えていると思います。

PayPalは、公式ホームページにて秘密鍵は提供しないことを明かしており、「信条を失望させた」ことの中には、PayPalが閉鎖された環境であることも含まれているのだろうか。

「PayPalで購入した仮想通貨のみをアカウントに保持できます。さらに、あなたのアカウントの仮想通貨は、PayPalの内外で​​他のアカウントに転送することはできません。」

はたまた、PayPalが取り扱う通貨の中にXRPが含まれなかったことに対する八つ当たりか。

実際、BradGarlinghouse氏のツイートには、たくさんのリプライが届いており、「なんでXRPが含まれていないの!」という意見も多かった。

リップル社としては近年、目を見張るような活躍を見せておりその地位をどんどん上げている最中であるだろう。

しかし、XRPだけに注目してみると、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)などが素晴らしい成長を遂げている中取り残されつつあるのではないか。

XRPに期待をしている人はたくさんいる。期待通りの、そして期待以上の活躍をする日が待ち遠しい。

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この記事はUTODAYの「Ripple CEO Criticizes PayPal’s Move Into Crypto」を参考にして作られています。