米仮想通貨ファンドのGrayscale investmentがこの一週間で運用資産(AUM)を10億ドル(約1040億円)増資し、話題となっている。
この増資は、PayPalの仮想通貨事業参入によるビットコインやイーサリアムの高騰を見越したものと考えられる。
Grayscale社のCEO、Barry Silbert氏は、昨日一日で3億ドル(約314億円)の増資を行ったと発表した。
一日で運用資産(AUM)を3億ドル増資した。クールだ。
Added a cool $300 million in AUM in one day https://t.co/G2lKu6QqxI
— Barry Silbert (@BarrySilbert) October 22, 2020
この増資を含め、Grayscale社はわずか一週間で10億ドルの運用資産を追加している。
Grayscale社の総運用資産は約73億で、そのほとんどがビットコインとイーサリアムへの投資に使われている。
この一週間で16%もの増資が行われた背景には、先日発表されたPayPalの仮想通貨支払い事業参入のニュースがあるようだ。
PayPalというデジタル決済の巨人の仮想通貨事業参入が発表されてから、仮想通貨の価格は軒並み急上昇した。
ビットコインの価格はもちろんのこと、ライトコイン(LTC)やビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアムクラシック(ETC)などのアルトコインにも急騰の波は広がっている。
Grayscale社の急激な運用資産の増資は、「この高騰が今後も継続するのではないか」という予測を反映したものだと思われる。
期待通りの高騰継続となるのか、今後も仮想通貨市場から目が離せない。
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この記事はcointelegraph「Grayscale adds a ‘cool $300M’ in a day and $1B this week」を参考にしています。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner