先月9月頃から10月にかけて、仮想通貨市場は「BitMEXのCEO告発」や「KuCoinの大規模ハッキング」など、続々と不安材料が出回った。

しかしそれでも、ビットコイン(BTC)価格は急落するどころか、比較的強気なサイクルを形成し続けており、市場は安定した推移を継続している。

次から次へと不安材料が出回ったにもかかわらず、なぜビットコイン(BTC)市場は崩壊しなかったのか?

この点について、ビットコイン投資アプリケーションを提供するAmberCEO(最高経営責任者) AleksSvetski氏が自身の見解を語った。

 「2020年、ビットコイン(BTC)市場はなぜ崩壊しなかったのか?」大手CEOが語る

9月から10月にかけて、比較的安定した推移を継続していた仮想通貨ビットコイン(BTC)市場。

この要因について、ビットコイン投資アプリケーションを提供するAmberCEO(最高経営責任者) AleksSvetski氏は、以下のように語った。

「2020年に入り、さまざまな大手企業が大量のビットコインを取得しました。MicroStrategy・Paul Tudor Jones・Squareなどがその例です。私は、これがビットコイン市場の安定を支えた要素だと考えています。」

「当然のことではありますが、ビットコインの価格は、世界中の市場における“需要”と“供給”によって決定されます。この原理が、取引所のハッキング事件や政府の政策によって変えられることありません。」

加えてAleksSvetski氏は、各国の企業がビットコイン市場に参入し続けていく場合、仮想通貨業界により一層良好な影響が出ることに期待をよせる。

「だからこそ、より多くの人々や企業・組織がビットコインを購入することは大きな好要素になるのです。大手企業が大量のビットコインを購入することで、ビットコインの上昇圧力は高まり続けます。市場のシステムはいたってシンプルです。」

AleksSvetski氏が語るように、MicroStrategyPaul Tudor JonesSquareらに続き、世界的な大手企業が続々とビットコインを購入することとなれば、仮想通貨市場全体が活況化し、BTC価格が押し上げられる可能性は十分にある。

かつては“個人の投機的資産”としてのイメージが強かった仮想通貨ビットコイン(BTC)だが、いまや世界中の機関投資家や大手企業からの注目の的ともなりつつある。

ビットコイン及びその他仮想通貨のさらなる成長に、期待感はますます高まる。

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この記事は、Cointelegraphの「Why didn't the Kucoin hack or legal action against BitMEX seem to impact Bitcoin.?」を参考にして作成されています。