ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など主要通貨の大幅下落の影響が響き、仮想通貨市場は過去1日間で約300億ドルもの損失を出した。
今後ビットコイン(BTC)価格は、重要なサポートレベルを下回る可能性があり、さらなる下落へと向かう可能性がある。
9月初め、大幅な下落を記録したビットコイン(BTC)だが、その後は10,000ドル(約104.5万円)半ばから11,000ドル(約114.9万円)のレベルをキープし、一時は強気トレンド突入への兆しも見せていた。
9月14日、ビットコイン(BTC)は11,000ドルを超えることに成長したものの、強気トレンドを継続させるための十分な材料がそろっておらず、その数日後には再び11,000ドルを割り込んでいた。
そして、先日からの価格急落により、現在ビットコイン(BTC)価格は100日移動平均線に達している。
このラインは、さらなる暴落を防ぐための最後の砦とも言われており、このサポートレベルを下回った場合、ビットコイン(BTC)価格は200日移動平均線にあたる9,200ドル(約96.2万円)付近にまで下落する可能性が高い。
(Source: cryptobriefing.com「BTC/USD on TradingView」)
また、ビットコイン(BTC)市場における大口投資家、いわゆる「クジラ」の動きにも注目しておきたい。
Santimentの以下のデータによると、9月11日以降、1,000〜10,000 BTCを保有するアドレス数が大幅に減少していることが分かる。
それ以降、およそ13頭もの「クジラ」がネットワークを離れるなど、わずか10日間で約0.62%の減少を記録した。
(Source: cryptobriefing.com「BTC Holder Distribution by Santiment」)
一見すると、ビットコイン(BTC)市場の背後にいる「クジラ」の数のな減少は大した影響をもたないように思えるかもしれない。
それでも、各「クジラ」が1100万ドル~1億1000万ドル相当ものBTCを保有していると考えると、売り圧力が非常に強くなることが予測され、下落要因のひとつとなることは間違いない。
執筆現在(9月22日11時半現在)、10,430ドル(約109.0万円)付近を推移している仮想通貨ビットコイン(BTC)。
今後短期的には、「100日移動平均線を維持できるか」及び「クジラの動き」に注目していく必要がある。
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この記事は、cryptobriefing.comの「イーサリアム(ETH)は300ドルを視野に入れ、ビットコイン(BTC)は10,000ドルへと向かいます。」を参考にしています。
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著者: CoinPartner 編集部 kenta