9月初めに大幅な下落を記録して以降は、執筆現在(9月19日12時現在)まで10,900ドル(約113.9万円)前後を推移している仮想通貨ビットコイン(BTC)。
堅調な動きを見せているビットコイン(BTC)だが、あるトップアナリストは「短期目線では、いつ弱気トレンドに転じてもおかしくない状態にある」と主張し、今後の下落に警戒感を強める。
今月初め、一時は10,000ドルをも割り込んだ仮想通貨ビットコイン(BTC)だが、その後はじわじわと回復を続け、11,000ドル(約115.0万円)をやや下回る形での推移を続けている。
そんな中、約7,000人ものフォロワーを誇るトップ仮想通貨アナリスト「CryptoHamster」氏(@CryptoHamsterOI)は、短期目線では弱気トレンドに転じる可能性があるとの見解を強める。
同氏はこの見解について、以下のように主張した。
「(以下のツイートの)「9」のローソクがトレンドの終わり若しくはトレンドの変曲点を示しており、ビットコイン(BTC)価格が弱気相場へと逆転する態勢を整えていることが分かります。ビットコインは、11,000ドルのレベルでサポートをレジスタンスに変えたが、ここでいったん拒否されました。この付近でトレンドが逆転する可能性は大いにあります。」
#Bitcoin on a daily time frame shows multiple bearish signals:
— CryptoHamster (@CryptoHamsterIO) September 17, 2020
– TD Sequential green "9"
– support/resistance flip
– hidden bearish divergencies
It is better to wait for the daily candle close, but it might be a very nice short trade with a tight stop loss. $BTC $BTCUSD pic.twitter.com/JppVhr9FJ1
しかし、このような「CryptoHamster」氏の弱気見解について、米仮想通貨メディアbitcoinist.comは、以下のように語る。
「(同氏の弱気な意見も一理あるとした上で、)現在ビットコインは、極めて重要なサポートラインである“10,500ドル”のレベルを上回っているため、今のところは強気な状態にあるように見える。“10,500ドル”(約109.7万円)ラインというのは過去1年間でも非常に重要な役割として機能しており、このレベルを上回っている限りは、あまり悲観しすぎる必要はないと思える。」
また、同メディアでは「米連邦準備制度理事会(FRB)による金融緩和政策」を取り上げるなどし、「ファンダメンタルズも、ビットコイン(BTC)市場の確固たる強気相場への突入を後押ししている」と強調された。
今後のFRBによる金融緩和は、BitMEXのArthur Hayes氏やPantera Capital社のDan Morehead氏、Real Vision社のRaoul Pal氏など、あらゆる著名トレーダーらが『ビットコイン(BTC)にとって好材料』だと述べており、ファンダメンタルズの影響が市場にどこまで及ぶのか、注目だ。
価格上昇に期待が高まっていながらも、なかなか10,000ドル台から抜け出せずにいる仮想通貨ビットコイン(BTC)。
今後、「CryptoHamster」氏の主張通り『弱気トレンドへと転じてしまう』のか、はたまたファンダメンタルズを追い風にして上昇気流にのっかっていくのか。
引き続きビットコイン(BTC)市場に注目していきたい。
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この記事は、bitcoinist.comの「現在のテクニカルサイン:ビットコイン(BTC)トレンドがすぐに逆転する可能性があることを示しています。」を参考にしています。
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 kenta