ビットコイン(BTC)価格分析、トップアナリストらの見解は

執筆現在(9月18日15時現在)、10,900ドル(約114.5万円)付近での推移を続けている仮想通貨ビットコイン(BTC)。

他のアルトコイン市場が低迷しているにもかかわらず、ビットコインは比較的安定的な動きを継続している。

しかしそんな中、あるトップアナリストが「7,100ドルまで暴落する」との見方を公表し、そのシナリオを公開した。

 弱気シナリオ「ビットコイン価格は7,100ドルまで暴落」

Twitterにて7,000人以上のフォロワーを誇る人気アナリスト「Coiner-Yadox」氏(@Yodaskk)は、今後のビットコイン(BTC)価格の暴落を予測する。

「Coiner-Yadox」氏は、テクニカルレベルにおいて「7,100ドル(約74.4万円)」が合流点となっており、極めて重要なラインにあたると強調した。

また、同氏は「200週間足の単純移動平均及び指数移動平均」、「61.8％フィボナッチリトレースメントレベル」、「年間始値」を根拠として掲げ、市場に警戒感を示している。

 ビットコイン回復への見方も「市場はすでに強気トレンドへと転じた」

これが現実化した場合、ビットコイン(BTC)は現在価格より約35％もの暴落を記録することとなり、市場は混乱状態に陥る可能性がある。

しかし、米仮想通貨メディアbitcoinist.comは「Coiner-Yadox」氏の上記見解について否定的な見解を報道し、「弱気シナリオが続く可能性は低い」と語った。

同メディアは、フォロワー10,000人弱のトップアナリスト「Nunya Bizniz」氏(@Pladizow)の見解を引用したうえで、以下のように主張を続けた。

「ビットコイン(BTC)は最近、重要なテクニカルレベルから完全に回復したと考えられる。明るい兆しを見せているビットコインは、さらなる上昇トレンドの期待がありそうだと示唆している。」

また、同メディアは、今週水曜日に行われた米連邦公開市場委員会の発表をも、ビットコイン市場の強気要因だと捉える。

米連邦公開市場委員会は、引き続き「低金利政策」を展開していくことを公表しており、この点がファンダメンタルズ的にもビットコインにとっては好材料だという。

9月初旬頃の不安定な市場状況から一転、ここ数日間は10,800ドル(約113.1万円)～11,000ドル(約115.3万円)のレベルで横ばいの推移が続く仮想通貨ビットコイン(BTC)市場。

各アナリストらによるさまざまな予測が飛び交っているところ、今後年末にかけてビットコイン(BTC)はいかなるパフォーマンスをみせるのか。

引き続き、仮想通貨市場に世界中から注目が集まる。

＼無料アプリを使って／

暗号資産(仮想通貨)のニュースを逃さずチェック

この記事は、bitocoinist.comの「ビットコイン市場に本格的な修正が入ると、ボトムは7,100ドルになる可能性があります。」を参考にしています。