仮想通貨取引所CoinbaseのCEOは、Appleがビットコインやその他の仮想通貨の採用を妨げていると主張している。 

Coinbase社CEOであるBrian Armstrong氏の意見は、仮想通貨の今後の運用について大切なメッセージとなるかもしれない。

CoinbaseのCEOがAppleへ意見

Brian Armstrong氏によると、Appleは仮想通貨が関与する機会をあまり歓迎していないという。  

Appleはここ数年、仮想通貨に対して非常に制限的で敵対的だった。現在のところ、タスクを完了することで仮想通貨で収入を得る機能や、制限のないdAppブラウザなど、いくつかの機能がブロックされている。 

Armstrong氏は一連のツイートで、CoinbaseとAppleのApp Store制限による戦いを明らかにした。 

Appleは、iOSアプリに次の機能を追加することはできないと言っている: (1) 仮想通貨を使ってお金を稼ぐ機能、 (2) 分散型の金融アプリにアクセスする機能(「DeFiアプリケーション」 または 「dApps」 と呼ばれる)。これが問題だ。 

Coinbaseの責任者によると、Appleは自己利益を優先することで世界的な進歩を妨げているという。 

Appleはまた、こうしたアプリストアの制限を適用することにも利害の対立がある。これは表向きは顧客を守るためのものだが、Appleを競争から守っているようにも見える。 

Armstrong氏は、MicrosoftがWindows所有者に同社のウェブブラウザの使用を強制したときに何が起こったかをAppleに思い出させた。 

ユーザーにdApps (ウェブサイト) の代わりにApp Storeを使うように強制したり、仮想通貨支払いの代わりにIAP (アプリ内購入API)を使うように強制する方法は、当時のMicrosoftのやり方(Windowsを使用していた場合にユーザーに強制的にIEを使用させる)を思い出す。それは独占禁止法の問題に繋がった。 

最後にCoinbaseの幹部は、Appleの初期とビットコイン大きな違いがないことを示した。 

大きなアイデアは、時にはおもちゃのように見え始める。ほんの数年前にビットコインが存在した場所であり、金融サービスの大きな変革が現在進行中だ。

Appleと仮想通貨の今後の関係性についても、今後情報を広く集めていくことが必要になるかもしれない。

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この記事はTHE DAILY HODL「Coinbase CEO Says Apple Stifling Bitcoin and Cryptocurrency Adoption – Here’s How」を参考にして作られています。