元リップル(Ripple)社CTOのStefan Thomas氏が、「仮想通貨XRPにスマートコントラクトが実装されていない理由」について公表した。
同氏は、「スマートコントラクトは不要な機能だ」とも語り、この発言が大きな話題を呼んでいる。
(Source:medium.com「With Codius and Interledger, smart contracts can make calls to each other」)
元リップル(Ripple)社CTO(最高技術責任者)のStefan Thomas氏が、「仮想通貨XRPにスマートコントラクトが実装されていない理由」について公表した。
そこには、『セキュリティ面での問題点』と『利便性に関する問題点』の主に2点の課題があったという。
上記Stefan Thomas氏は以下のように語った。
「当時、スマートコントラクトに関するコードの正確性はたしかなものではなかった。不確実な状態でスマートコントラクトをXRPに実装した場合、思わぬ結果が発生する可能性があったため、XRPへのスマートコントラクト実装は断念した。」
「また、スマートコントラクトを作成するためにXRPに最適なプログラミング言語を選択することも課題でのひとつであった。私たちは、多くの人々が使い慣れた言語でスマートコントラクトを実装することを望んでいたが、それを実現するのは難しいと認識していた。」
「そして決定的だったのは、我々リップル(Ripple)社はXRPを決済手段としての中核にすることを目標にしていた。これらの点を考慮したとき、XRPにスマートコントラクトは不要な機能だという結論に至った。」
昨今、リップル(Ripple)社は世界的に活躍の場を広げているが、XRPは将来的に私たちひとりひとりにとっても身近な通貨となっていくのだろうか。
リップル社およびXRPの今後の動きに、世界中からますます注目が集まっている。
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この記事は、u.todayの「元リップル(Ripple)社CTOが“XRPにはなぜスマートコントラクトが実装されていないのか”について語る。」を参考にしています。
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 kenta