ビットコイン(BTC)価格は、過去24時間で一時約4%もの下落し、11,299ドルを記録した。
執筆現在(8月12日20時現在)、ビットコイン(BTC)はやや回復を遂げ、11,500ドル(約123.1万円)前後を推移しているが、トップトレーダーらの見解は厳しい。
12日深夜から早朝にかけて、ビットコイン(BTC)価格は、過去24時間で一時約4%もの下落し、11,299ドル(約120.7万円)を記録した。
これには、Coinbaseなどでビットコインが大量に売却されたことなどが関係していると考えられている。
(Source: TradingView「Bitcoin trading on Coinbase since August 9.」)
Swissquote社のデジタル資産責任者であるChris Thomas氏は、短期的なビットコイン(BTC)の値動きについて、以下のように語った。
「ビットコイン(BTC)が今後も12,000ドル(約128.3万円)を突破するのに苦しみ続けるのであれば、短期的な利益を優先するトレーダーが多く現れるでしょう。これにより、ビットコインは大幅な下落を記録する可能性が高まります。また、ビットコインは10日間と50日間の移動平均を下回っており、これはテクニカル的にも弱気の兆候です。」
さらに、Fairlead Strategies社のテクニカルマーケットアナリストであるKatie Stockton氏も、ビットコイン(BTC)価格の短期的な動きについて、不安を募らせる。
「ビットコインは短期的に、さらなる下落を記録する可能性が高いと考えられます。主要なレジスタンスラインである12,000ドルを超えるのに、今後も苦労するのであれば、来週以降は一時的な価格急落も視野に入れなければならないでしょう。」
(Source: TradingView「Bitcoin (orange) versus gold (yellow) over the past month.」)
一時的な急落を記録したビットコイン(BTC)は、今後いかなる動きを見せるのか。
トップトレーダーらの弱気な見解にも注意を払い、引き続きビットコイン(BTC)含む仮想通貨市場全体の動きを慎重な姿勢で見守っていきたい。
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この記事は、coindeskの「マーケットラップ;ビットコイン(BTC)価格が11,300ドルへと急落」を参考にしています。
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著者: CoinPartner 編集部 kenta