BitPayの顧客は、ビットコイン、イーサリアム、リップルをCoinbaseアカウントから直接使えるようになった。
これにより、商品購入の際に口座から直接商品代金を支払うことを可能となり、利便性向上につながっている。
マーチャントプロセッサのBitPayは最近のプレスリリースで、アメリカの大手仮想通貨取引所であるCoinbaseとの統合の強化を発表した。
Coinbaseのユーザーは、ビットコイン、イーサリアム、リップルやその他の主要な仮想通貨を使って、BitPayがサポートするマーチャント (Microsoft、Twitch、Dallas Mavericksなど)が提供する商品を買うことができる。
今のところ、取引は1,000ドルに制限されているようだ。
BitPayは、2017年7月にウォレットアプリ内にCoinbaseを統合すると発表しており、このアプリのユーザーは1ヶ月以内に加盟店に直接支払いができるようになる。
BitPayのプロダクトディレクターであるSean Rolland氏によると、この機能は企業が仮想通貨を採用する新たな機会を開くものだという。
CoinbaseとBitPayの統合により、ユーザーはCoinbaseアカウントから直接支払いができるようになり、仮想通貨を受け入れて支払う新しいグローバルビジネスの機会が開かれる。
2019年、BitPayは10億ドル以上の仮想通貨を処理しており、ビットコインは全取引の92%を占めている。
また6月には、330億ドル規模のグローバル決済企業Mastercardが支援するすべての企業が利用できるプリペイドカード 「Mastercard」 も発表した。
BitPayは、2011年に設立された最も古い仮想通貨企業の1つであり、仮想通貨業者の採用最前線にある。
しかし昨年、同社は独立系ジャーナリストが運営する非営利ニュースサイトのHong Kong Free Press (HKFP)に送られたビットコインによる支払いをブロックしたことで大きな非難を受けた。
これは、アマゾン熱帯雨林の火事と戦う慈善団体に送られた10万ドルの寄付をBitpayが拒否してからわずか数カ月後に起こった出来事である。
同社はまた、ウォレットの非互換性とビットコインの「レイヤー2」決済プロトコルであるLightning Networkへのサポートの欠如から、大きな批判に直面している。
ますます利便性が高まっていく仮想通貨市場には、今後のさらなる飛躍が期待される。
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この記事はU TODAY「Coinbaseはビットコイン、イーサリアム、XRP保有者が自分のアカウントから直接商品の支払いを行えるようになりました」を参考にして作られています。
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 Takahashi