米証券取引委員会トップに親仮想通貨派が再選

米証券取引委員会(SEC)のコミッショナーに、仮想通貨推進派で有名なHester Peirce氏が再選した。

Hester氏は「仮想通貨の母」というニックネームで親しまれており、仮想通貨取引やブロックチェーン技術の規制緩和に期待が高まっている。

コミッショナーはSECのトップで、5人選出され、大統領から直接任命される。

この再選で、Hester氏の任期は2025年まで伸びた。

Hester氏はこれまでSECの仮想通貨・ブロックチェーン規制方針に異を唱えてきた

特に有名なのが、ブロックチェーンを利用したメッセージアプリ「Telegram」のICO規制への対応だ。

Hester氏はSECが推し進めていたTelegramのICO(イニシャル・コイン・オファリング)による資金調達規制に反発し、話題になった。

また、今年2月には仮想通貨ETFを認可しないというSEC規制の態度を「投資家から仮想通貨市場を遠ざける行為だ」と批判し、仮想通貨コミュニティからの支持を得た。

仮想通貨に否定的な態度を取るトランプ政権下でHester氏が再選したことで、アメリカ政府は今後、仮想通貨規制の緩和に舵を切るのではないかという期待が高まるばかりだ。

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この記事は、CryptoBriefingの「Pro-Bitcoin SEC Commissioner Hester Peirce Elected to Serve Five More Years」を参考にしています。