リップル社は決済サービスエリア拡大へ

リップル社は、同社のODL (XRPベースの決済ソリューション)送金ルートをAPAC(アジア太平洋地域)とEMEA(ヨーロッパ、中東及びアフリカ地域)に拡大することを目標にしていると、同社のシニアエグゼクティブが述べた。

従来のnostro/vostroシステムでは、国境を越えて送金する際には事前の資金調達が必要であった。

しかし、リップル社はXRPを活用して、事前に資金調達したアカウントを必要とせずに、迅速かつ低コストで資金を転送するオンデマンド流動性 (ODL) ソリューションの開発に成功した。

これにより、国境を越えた支払いの処理がシームレスになるため、クライアントと金融機関の生活が大きく簡素化される。

リップル社はすでに4つの決済ルートを確立しているが、同社のMarcus Treacher氏によると、リップル社はODLをアジア太平洋地域だけでなく、ヨーロッパ、中東、アフリカにも拡大する計画だという。

City A.M.が発表した新しいインタビューの中で、Treacher氏は次のように述べた

現在、2つの通貨間の橋渡し通貨としてXRPを使用するオンデマンド流動性ソリューションの拡張に注力している。

すでにメキシコ、フィリピン、オーストラリア、ヨーロッパへのオンデマンド流動性ソリューションを確立した。

今年は、APACとEMEAにルートを開くことで、この拡大をさらに促進したいと考えている。

リップルにとってもこの計画は大きな展開になるに違いない。

今後も同社の動向に注目だ。

\無料アプリを使って/

暗号資産(仮想通貨)のニュースを逃さずチェック

この記事はzycryptoの「XRPのショータイム?Ripple ExecがAPACおよびEMEAへのODL拡張の計画を明らかに」を参考にして作られています。