ビットコイン(BTC)の相場推移を「ストック・フロー比率(S2F)」モデルで分析する著名アナリスト「PlanB」氏は、自身のTwitter『2021年末のビットコイン価格』の予測について、世論調査を行った。

当該調査によると、「ビットコイン(BTC)が55,000ドルを上回ることはない。」と回答した人々が全体の約43%をも占めており、この結果を受けて米仮想通貨メディアは「多くの人々はストック・フロー比率による分析結果を信じていないようだ。」報じた

 ビットコイン(BTC)価格予想に楽観的な人々は意外と少ない?興味深い世論調査結果に

ストック・フロー比率(S2F)とは、「市場に存在する量(ストック)/年間生産量(フロー)」で計算される分析手法で、貴金属などの希少性と価値を測るモデルとして広く利用されるものである。

この分析手法をビットコイン(BTC)市場にも適用することによって相場推移を予測する著名アナリスト「PlanB」氏は、11万人以上のフォロワーを誇る自身のTwitterにて2021年末のビットコイン価格についての世論調査を行った。

上記のような調査の結果、最も低価格な選択肢「55,000ドル未満」が全体の約43%を占める結果となり、ビットコイン(BTC)価格の今後について、楽観的な見方をする人々が比較的少ないということが明らかになった。

この結果について、米仮想通貨メディアは以下のように報じた。

「多くの人々はストック・フロー比率モデルを信頼していないようです。その一方で、約2021年末までにビットコイン(BTC)価格が288,000ドルを超えると信じている人々は約17%も存在しています。このモデルは、ビットコイン価格について楽観的な見方を基礎づけるだけのものとなってしまっているのかもしれません。」

もちろん、ストック・フロー比率モデルは、ビットコイン(BTC)価格分析をする上でのひとつの指標にすぎない。

しかし、およそ半数もの人々が55,000ドル未満を予想しているという今回の結果は、非常に興味深いものといえるだろう。

2021年末にビットコイン(BTC)価格が55,000ドルを下回るかどうかを判断するには時期尚早かもしれないが、中長期的なビットコイン価格の動きに世界中の人々から注目が集まっているのは事実だ。

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