仮想通貨リサーチ企業が、ビットコイン市場のボラティリティ(価格変動性)が上昇していると警鐘を鳴らし、話題になっている。
ビットコインの取引高が低下し、板が薄くなっているのが原因だ。
普段より少額の資本で市場が大きく揺れる可能性がある。
仮想通貨リサーチ企業CryptoCompareが提供する最新のデータによると、一週間前と比較した際の累積取引高(CAV)が三分の一程度まで低下していることがわかる。
#BTC/USD volatility comparison: One week ago, the Cumulative Average Volume of trades was high, prices were stable and rising. Yesterday the CAV was way lower and the price was much more volatile. Is the market anticipating some big movements? pic.twitter.com/8UCNq0tIeD
— CryptoCompare (@CryptoCompare) June 30, 2020
ビットコイン対米ドルのボラティリティ比較:
一週間前、BTC/USDの累積平均取引高(CAV)は高く、価格は安定し、上昇していた。
一方で昨日のデータでは、CAVは低下し、価格のボラティリティも上昇している。
市場ではなにかしらの大きな値動きの発生が予想できるのではないか?
先週の月曜日あたりまで、ビットコインは安定した価格推移を見せており、上昇へ転じるような値動きも見られていた。
しかし、先週の水曜日あたりから価格は下落に転じ始めている。
現在のボラティリティが上昇している状況で下落トレンドが継続すれば、大幅な下落が起きる可能性もある。
無論、上昇に振れる可能性もあるので過度に悲観する必要はないが、今後のビットコイン市場の動きには一層注意する必要がありそうだ。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner