ビットコイン市場、5月の下落以降クジラが増加

ビットコイン市場では、5月に発生した価格急落の影響で、大量保有者(クジラ)の数が増加してきていると海外メディアが報じた。

1000〜10000BTCを保有するウォレットの数が急増しているのだという。

暗号資産(仮想通貨)の価格やブロックチェーン情報に関するデータを提供しているSantiment.netのチャートを見てみると、以下のようになっている。

Bitcoin's Holders Distribution by Santiment

5月10日前後の価格下落の影響で20以上のウォレットが新たに「クジラ」の仲間入りをしていることがわかる。

一方、ビットコイン相場のトレンドを判断する主要なシグナルは、現在の市場を「上昇トレンド」と判断している。

データ分析サービスを提供しているGlassnodeによると、ビットコイン相場は今週、およそ3ヶ月ぶりに上昇トレンドに返り咲いたのだという。

ビットコインの価格上昇は、三ヶ月ぶりに「上昇トレンド」になりました。これは、3月の暴落以前並みの相場です。
しかし、(他の重要な指標である)オンチェーン情報によると、ビットコイン相場は依然として不安定かつ潜在的に維持不可能な状態が続いています。
詳しくは続きをご覧ください。

Glassnodeは上昇トレンドへの転換を宣言した上で、そのトレンドが今後も維持されるかどうかについては注意が必要だと説明している。

クジラが増加したことと関連して、現在の上昇トレンドがクジラによる市場操作の結果という可能性も大いに存在している

その場合、一定以上の高値でクジラによる利益確定の売りが入り、再度下落してしまう可能性があるため注意が必要だ。

\無料アプリを使って/

暗号資産(仮想通貨)のニュースを逃さずチェック

すでにdiscordをお持ちの方はこちら!

コインパートナーの公式Twitterアカウントはこちら!