カリフォルニア地方裁判所の判事はリップルに対する2つの訴訟を統合するとの判断を下した。

この訴訟で争点となっている核心的な部分は、XRPが連邦法およびカリフォルニア州法の下で「有価証券」として見なされるかどうかである。

リップルに対する2つの訴訟を統合

カリフォルニア地方裁判所の判事がリップルに対する2つの訴訟を統合するとの判断を下したと海外メディアLaw360が報じた。

統合された1つ目の訴訟は、元XRP投資家であるBradley Sostack氏による集団訴訟で、リップル社がカリフォルニア州の広告法に違反していると主張している。

2つ目の訴訟は、米国領プエルトリコに拠点を置くBitcoin Manipulation Abatement(BMA)という会社が新たに提起した訴訟で、リップルがXRPを販売することで証券法に違反したと主張している。

カリフォルニア地方裁判所のPhyllis J. Hamilton判事は、2つの訴訟を統合することで、時間と費用を節約し、相反する結果を避けることができると述べている。

"BMA訴訟をBradley Sostack氏の訴訟に関連付けることで、労力の重複を避けることができる。また、2つの訴訟が矛盾した結果になる可能性を回避することもできる。

明らかに、この訴訟で争点となっている核心的な論点、—すなわち、XRPが連邦法およびカリフォルニア州法の下で有価証券として適格かどうか—は、微妙なものだ。裁判所は矛盾する可能性のある結果についてはあまり懸念していないが、この訴訟で提示された他の問題に加えて、この核心的な論点の決定にはかなりの労力を必要とする。

リップル社はSostack氏の訴訟に対して棄却の申し立てをしていたが、今年の2月に却下されたため裁判に進むことになっている。

今後のこの訴訟の行方は、リップルの将来に大きな影響をもたらしそうだ。

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