ステーブルコインとして知られているUSDTの送金数が史上最高値を記録したと海外メディアが報じた。
USDTは、ビットコイン半減期に伴う暗号資産(仮想通貨)取引増加の影響でニーズが増しており、期待が高まっている。
暗号資産(仮想通貨)分析会社Glassnodeは、ステーブルコインとして知られているUSDTの1日あたりの送金数が史上最高を記録したことを報告している。
同社は1日あたりの送金数(移動平均数)が約8,600個を記録し、今までの最高値であった約8,300個を更新したことをツイートしている。
「USDTの1日の送金数(移動平均数)が8,590.083個と過去最高値を記録した 。今まで(2020年5月21日以前)の最高値は8,334.167個でした。 」
? $USDT Number of Transfers (1d MA) just reached an ATH of 8,590.083
— glassnode alerts (@glassnodealerts) May 22, 2020
Previous ATH of 8,334.167 was observed on 21 May 2020
View metric:https://t.co/svtdsI46pl pic.twitter.com/UHKbUf03AO
さらに同社は、5月21日以降の過去2日間でUSDTのトランザクション数が増加していることを報告している。
また、USDTではクジラと呼ばれる大量保有者も動きが活発化している。
暗号資産(仮想通貨)のクジラの動きを監視しているTwitterアカウントWhale Alertは多額のUSDTが暗号資産(仮想通貨)取引所から移動していることを述べている。
? ? ? 31,992,639 #USDT (32,025,218 USD) transferred from #Bitfinex to Tether Treasury
— Whale Alert (@whale_alert) May 22, 2020
Tx: https://t.co/phPCLSxvIN
具体的には、大手暗号資産(仮想通貨)取引所Bitfinexから31,992,639 USDT(約34億円)の移動があったことを報告している。
海外メディアはこの他にも、Binance取引所から40,000,000 USDT(約43億円)が送金されたことを報告している。
USDTの時価総額は木曜日の時点でリップル(XRP)を抜かし、3位に躍り出たことで勢いが増していることで期待も高まっている。
USDTが今後この勢いを増していくのか、今後の動向に注目していきたい。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner