ビットコインは、安価かつ高速な送金プラットフォームとして貧困地域の経済に大きく貢献している。
特にアフリカ地域でポテンシャルを強く発揮しており、その現状を描いたドキュメンタリー映画がAmazon primeで公開されることになったと海外メディアが報じた。
世界銀行の調査によると、アフリカのサハラ以南地域では、人口全体の40%が一日あたり1.9ドル(200円)以下で生活している。
彼らを含む地球上の7億人が、「極度の貧困」のもとで生活しているのだという。
このサハラ以南地域で極度の貧困にさらされている人々へ援助をしたり、出稼ぎをしている家族が送金する際、従来手段を用いた送金では時間がかかる上、高い手数料が生じてしまうことになる。
調査によると、サハラ以南地域では人口の3分の2が銀行口座を持っておらず、代わりに用いられている送金業者は9%もの手数料をピンハネしている。
その一方で、ビットコインによる送金であれば一回あたり100円以下の手数料で素早く送金可能なのだ。
このような事情からアフリカ、特にサハラ以南の地域では、暗号資産(仮想通貨)を利用するデジタルプラットフォームが浸透しつつある。
今月初旬、世界最大のP2P暗号資産(仮想通貨)取引所であるLocalBitcoinsでは、サハラ以南の地域での取引量が過去最大になったと明らかにした。
プラットフォームにアクセスするための通信インフラがさらに普及するにつれて、同地域は更に豊かになっていくだろう。
まさしく、ビットコインが救世主となっているのだ。
\無料アプリを使って/
投稿日時:
著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner