ブロックチェーン分析企業Glassnode社が提供したデータによると、主要暗号資産(仮想通貨)取引所のビットコイン(BTC)残高が急激に減少していることが明らかになったという。

同社は、今回の残高の大幅な減少は「コロナウイルスの感染拡大が見られた今年3月頃から始まっている。」発表した。

ビットコイン(BTC)、取引所残高が歴史的減少中

Glassnode社によると、今回の取引所におけるビットコイン(BTC)残高の減少は、歴史的に見ても非常に大規模なものだという。

「取引所のビットコイン(BTC)残高は、今年3月の価格暴落以降着実に減少を続けている。これは、ビットコイン史上最大かつ最も長期にわたる残高減少に値する。」

また、Glassnode社は、今回暗号資産(仮想通貨)トレーダーがビットコイン(BTC)を取引所からプライベートウォレットに移動している背景には、いくつかの原因があるとも発表した。

「(今回、取引所のビットコイン残高が大幅に減少している)ひとつの原因は、取引所への信頼低下かもしれない。3月にダウンタイムが発生したBitMEXからのビットコイン(BTC)の引き出しは、他の取引所のそれと比較してもより顕著に見られる。また、投資家がビットコインを長期的に保有することを決意したために、プライベートウォレットにビットコインを移す傾向が高まっていることも関係しているだろう。」

執筆現在(5月20日10時現在)、ビットコイン(BTC)価格は約9,740ドル(約105.1万円)付近を推移している。

ビットコイン(BTC)は半減期前後にわたって幾度となく10,000ドル突破にトライしてきたものの依然としてその価格は伸び悩んでおり、次なる大きな動きに注目が集まる。

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