韓国国内で、ブロックチェーンへの関心が急激に高まっている

ビットコイン(BTC)の根幹技術を成すブロックチェーン技術への関心が高まることは、暗号資産(仮想通貨)のさらなる拡大において大きな好材料となりうる。

仮想通貨業界にもに好材料!韓国がブロックチェーン技術導入に前向き姿勢

韓国の財務担当副大臣は、『今がまさにブロックチェーン業界における“絶好のチャンス”であり、あらゆる産業分野でブロックチェーンを活用するべきだ。』と呼びかけている。

韓国報道メディアFn Newsが4月17日に発表した報告によると、韓国の財務担当副大臣であるKoo Yun-cheol氏(グ・ヨンチョル)は、多数の民間業界の専門家を集めたブロックチェーン技術に関する会議を開催したという。

グ・ヨンチョル財務担当副大臣氏は、当該会議にてブロックチェーン技術開発の成長について、前向きな見解を示している。

「今後、ブロックチェーン関連産業の規模は年平均80%以上の成長が見込まれており、将来的に有望な技術として注目されている。ブロックチェーン技術は、世界市場において他国との競争を行っていく上で、必要不可欠なものとなるだろう。」

グ・ヨンチョル副大臣は、現段階では『特に、アメリカ・ヨーロッパ・中国がブロックチェーン分野において一歩リードしている』との認識を掲げた上で、「2020年からブロックチェーン技術開発に集中的に取り組むことで、今後2,3年でこれらの国々との間のギャップを埋めることができる可能性が高い。」と述べ、改めて韓国政府のブロックチェーン技術への意識の高さを示した。

また、グ・ヨンチョル副大臣は、自国がブロックチェーン技術をいかなる産業分野に活用していくべきかについて、以下のように主張した。

「われわれは今後、宇宙産業の分野で積極的な役割を果たすべきである。初期市場の状況を考慮に入れた場合、われわれは宇宙産業での様々な機会から利益を得ることができるだろう。宇宙産業における需要は、パイロットプロジェクトを通じて既に確認済みだ。ブロックチェーン技術を組み込むことによって、ますます市場参入機会の可能性は高まる。」

今年3月17日には、韓国の2つの省庁が、ブロックチェーン業界への支援を果たすべく、地元の新興企業に最大320万ドル(およそ3.4億円)にもおよぶ多額の資金を投資していることが明らかになった。

暗号資産(仮想通貨)が世に出回り始めた頃、韓国政府はいちはやく暗号資産(仮想通貨)に肯定的な姿勢を示し、韓国国内での暗号資産(仮想通貨)バブルを生んだ。

現在は、ビットコイン(BTC)などの暗号資産(仮想通貨)における法整備が課題のひとつとなっているが、新興技術への関心の高さは継続されているようだ。

めまぐるしく進行する韓国政府の今後のブロックチェーン技術に関する取り組みから、一瞬たりとも目を離せない。

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