「ビットコイン急落はすべて運命的なもの」

Bitwise社のCEOであるHunter Horsley氏は、『昨日のビットコイン(BTC)価格急落は、予想外のものではなく全て想定の範囲内』という旨を公言し、ビットコイン市場の混乱に落ち着いて対応するべきだとの見解を述べた。

2月にビットコイン価格は記録的な急騰を遂げたのち、コロナウイルスに起因する世界経済停滞や原油価格暴落と相まって、暗号資産(仮想通貨)市場も混乱状態に陥っていた。

世界的に株式暴落が始まった当時、『ビットコインは安全資産であり、株式暴落に伴って資金が大量流入する』との見解が散見されていたものの、依然としてビットコイン価格は低迷を続ける。

このような現状について、Bitwise社CEOであるHorsley氏は、「ビットコイン価格の現状は全て想定内のものだ。」と主張する。

「3月9日にS&P 500は7.6%もの大幅な下落を記録した。(S&P500とは、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出しているアメリカの代表的な株価指数。時価総額加重平均型株価指数とも呼ぶ。)ビットコイン価格とS&P500における過去の相関関係に基づくと、“S&P500の7.6%の下落”は“ビットコイン価格約41%分の下落”に対応する。すなわち、S&P500が大幅下落した時点で、ビットコイン価格の急落は決定づけられていたようなものなのだ。」

昨日、アメリカ株式市場は2008年の金融危機以来最悪な状態に陥った。

アメリカ経済の混乱を顕著に表すように、S&P 500も低迷を続ける。

ビットコイン価格が上昇するためには、アメリカ株式市場の好感が不可欠とも思える。

しかし従来、株式市場や為替相場の影響を最小限に抑え、独自の経済圏を構築し得るという点に非中央集権的なビットコインの先進的な価値が見出されてきた。

今後、ビットコインがコロナウイルスの影響をいかほど被るかによって、暗号資産(仮想通貨)全体の真価が問われることとなる。

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